第51話
「……きて、パ……起き…てよ」
う~ん。なんか凄い体を揺すられている気がする。
さっきまで、デスパレードで溢れ出してきた魔物を軍の人達と協力して倒し───────
「グホッ!!」
「もう、今日は私の稽古に付き合ってくれるって言ったのに起きないパパが悪いんだからね!」
ほっぺたを膨らませ部屋から出ていく翠を見ながら起き上がる。
「あ~そうだ。久しぶりの休みだからって。そんな約束したな~」
…それにしても、随分懐かしい夢だったな。
あの頃はまだ、魔力はダンジョン外には存在しないってのが普通だったな。
それが今ではダンジョン外でも魔力で充ちているのが普通なんだからビックリしちゃうよね。
お陰様で、魔物が普通にそこら辺にいるし。
使えなくなってしまった技術も多数。
人類は大混乱だったが、ようやく落ち着いてきた。
まぁ、まだ問題は多いし。そのせいで俺も大忙し何だけど……
今は、そんなことより可愛い娘に許して貰うほうが重要だな。
─完─
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
ダンジョンに入れる覚醒者でした。安全にお金を稼げれば良いなと思ってたのに、次々と大変な事に巻き込まれます 塩分過太郎 @rinyo89340141
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