好きな子のことが分からない
@tataaru
第1話 彼女
僕は彼女について真剣に考えなければならない。それが僕と彼女のたまになると思ったからだ。
彼女とは同じ地域で育った。 だが知り合ったのは中学2年生の時みたいなもんだ。席が近かったんで仲良くなったのだ。
僕らはよくゲームの話をしていた。ノベルゲームだ。お互いに波長が似ているのを話すことで実感して言ったのを覚えてる。僕は明確にいつ好きになったかを覚えてる。きっと彼女も同じだと思う。彼女に下駄箱で会い話している際にふとマイナーなグロアニメの話を振ってきたのだ。それは20年以上前の作品でまた知っていたとしても人に話すには躊躇するような内容である。彼女は何かを感じ取ったのか私にその話をしたのだ。私は笑顔で大きい声で
「知ってる!まじで!?」
と言ったものだ。それが僕らが恋に落ちた瞬間だった。
好きな子のことが分からない @tataaru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。好きな子のことが分からないの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます