概要
王は私たちと違って特別だった。大切だった。だから信じていたのに――
私たちの住む国はとても穏やかな場所だった。自然豊かなそこを治める我らが王は、とても賢く、私たちの知らない色を認識できる特別な方。私たちは王とともに幸せに過ごしていた。
けれどある日、侵略者によって私たちの国は壊滅させられそうになる。そこで王を守ろうと探したけれど、見つけたのは王に親し気に近づく侵略者の姿で――。
けれどある日、侵略者によって私たちの国は壊滅させられそうになる。そこで王を守ろうと探したけれど、見つけたのは王に親し気に近づく侵略者の姿で――。
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