黒いからこそ見間違えてしまう

何とも切ない読後感でした。
文章がとても簡潔で綺麗なのでスッと自分の中に落ちていきました。
ゴミを荒らしたり小鳥を追いかけたりと悪名もあるカラスかもしれませんが、そんな彼らにも心があり、悲しむことがあるというのは残酷ながらも素敵なことのように感じました。
カラスは頭がよい生き物なので、もしかしたら本当につがいの死を悲しんでいたのかもしれませんね。

素晴らしい作品をありがとうございました。