『色』に関するオチを3分くらい考えてみたが、まさかの前回と同じオチだった
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『色』に関するオチを3分くらい考えてみたが、まさかの前回と同じオチだった
私、♪(作者名です)には3分以内にやらなければならないことがあった。
それは、『色』に関するオチを3分以内に考えるというものだ。
なぜそんな馬鹿げたことをしているのかといえば、KAC2024の第7回のお題が『色』だったためだ。
『バッファロー』だとか『ささくれ』だとか『はなさないで』だとか、微妙によく分からないテーマが出されていたKAC2024も今回を含めて残り2回だ。
今回のお題である『色』は第3回の『箱』と同様に、概念なので比較的易しいのではないだろうか。
だが、常に挑戦する姿勢を崩さない私は、今回もこのテンプレート化した内容で勝負したいと考えているのだが、やはり今回も非常に難しいと言わざるをえない。
というのも、『色』なんて文字が含まれた単語なんて、日本人なら1日1回は使うであろう日常的な文字だからだ。
これまでは必死に頑張ってもネタが思いつかない様を書いていたのだが、その手法が使えないじゃないか。
さて、ここで皆様が気になっている『3分以内に考える』にも触れてみますが、今回も意味がありません。
『色』の話だけしてみたところで面白くもなんともないので、勝手に制約を付け加えてみただけです。
『3分以内』と『バッファロー』の話をテンプレとして利用することで合理的に文章を生産しようという企てだったりもします。
コスパとかタイパとか、なんかそんな感じのアレだよ。たぶん。
毎度恒例の詳しい分析に入ろう。
実は考えれば考えるほど、『色』という存在は我々を悩ませる。
例えば、我々が見ている景色は光(電磁波)が物質で吸収または反射し、反射された特定の周波数を色として脳で認識しているだけなのです。
世界は鮮やかな彩りに包まれていて美しいと感じることもあるが、実際に本当に色がついているわけではない可能性がある。
例えば蜂などの昆虫は人間より可視領域が広いため、人間が色を感じることができない周波数も感知できると言われている。
その能力によって、特定の花の模様(人間には見えない)を識別しているのだそう。
つまり、我々が見ている世界は全てが見えている訳では無いのです。
私は『はじけろ!コーラ星人』という初見で見たら思わず失笑するようなタイトルの小説を書いていたのだが、登場人物はもちろん異星人だ。
設定上、彼らと我々地球人には外見上の差異はないとしているのだが、戦闘力や知能などは大きな差が存在している。
視力・色覚・聴覚などの能力についても同じにすべきか、実は真剣に考えたのだが結論は外見同様に地球人と同じとしたのです。
理由は簡単だ。面倒くさいし、その能力は全く盛り上がらないからだ。
もし火の色を我々が言うところの緑に見える宇宙人がいたとして、実は彼らには何も困ることはないし、地球人とのコミュニケーションにも一切支障はない。
そう考えてみると、『はじけろ!コーラ星人』に出てくる異星人たちはコーラが『ピンク色』に見えている可能性だって十分ありえるのだ。
ちなみに科学の世界では、『実際に宇宙人と遭ったときにどうやって色を説明するか』というテーマの研究が本当に行われている。
これは『他人が自分とは逆転した色を見ている可能性を否定できるか』というもので、『逆転クオリア』という哲学の難問に近い。
このまま説明してもいいのだが、★が1つもつかなくなることが予想されるため、涙をのんで自粛することとする。
ここまでの分析から、このお題は実に私に厳しいテーマな気がしてきた。
なにしろ、定義が恐ろしく曖昧で、上述したようにあえて定義に触れようとさえしなければ『ネタなんていくらでも存在している』からだ。
ネタに困る様を書いている私にとって、もはや天敵と言っても過言ではない。
しかも、今回も『全てを破壊しながら突き進む』などという、パワーワードも使われていないのだ。
これは迂闊に手を出しても大恥をかいてしまう可能性が低いため、適当に書いていればなんとかなるのだ。
とはいえ、今回は『色にまつわるエピソードトーク』や『色っぽい話』のどちらかが多いような気がしています。
競合が少ない分野を探すとすると、やはり『色』についてのウンチクを熱く語ることくらいしか思いつかないのです。
愚痴ばかり書いていても仕方がないので、ネタ作りに入ろうと思う。
だが、なんでもいいと言われてしまうと逆に難しいわけでして、やはり今回もネタが思いつかないのです。
色々書きながら考えてみることにします。
あ!
しまった……。やっちまった。
『色』の科学的な定義にばかり目がいってしまい、オチもないのに『色々書きながら』などと書いてしまった。
これは、前回に引き続き、まさかの大失態だ。
私は日本という国が大好きで、日本人であることを誇りに思っているのだが、今回ばかりは曖昧さに定評がある日本人であることを心底残念に感じるのだ。
しかも、ここまでで既に30分は経過していることに気付いた。
そう、私にはやっぱり今回も『色に関するオチ』を思いつくことなんて出来はしないのだ。
『だが、人生は挑戦なのだ。結果が伴わなくても、時として挑戦しなければならないこともある。』
と毎回のように書いてきた私だが、今週もあえて言おう。
やっぱり結果が全てだよと。
『色』に関するオチを3分くらい考えてみたが、まさかの前回と同じオチだった ♪ @keionpu
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