エピローグ カーテンコールへの応援コメント
拝読しました。
南北戦争期のラブストーリー、と言えば、やはりスカーレット=オハラさんが思い浮かびますが、彼女もお父さんがアイルランド系移民でジェラルドさんですね。
愛に迷い続けたそちらも良いですが、現代的な純粋さと強さを表現したこちらも良かったです✨
中盤の、シャーロットが自分の意思で教会を走り出るシーンや、実は誤報でジェラルドが生還する王道に持って行かず、オペラの完成で「死が二人を分かつまで」を超えた絆を感じさせるラストも、素敵でした。
デイヴィッドさんだけは可哀想でしたが……まあ、ルーシーさんがちゃっかりゲットして振り回してそうな気もします(笑)
作者からの返信
わぁ!! 最後まで読んでくださった上にコメントまでありがとうございます。大変うれしく思います。
只今、ニコニコが止まらなくなっています(*^^)v
南北戦争期とはいえ、アメリカですからストーリーは思い切って現代的にしました。こちらも良いと言っていただけて良かったです。
生還してプロローグと似たようなエピローグを作る事も考えましたが、少し心残りなラストにしたかったので、王道は避けました。
デイヴィッドに関しては……、やはりルーシーがどうにかしてくれたのではないでしょうか(笑)。
今回の件であまりショックを受けていなければよいのですが……。
崖への応援コメント
この度も拝読させていただきました。
ジェラルドと乙女の出会いを鮮やかに切り取った、印象的な場面でした。
特に、ジェラルドの視点から描かれた乙女への思慕の情は、言葉の端々から伝わってきました。
彼女の身を案じ、落ち着かせ、守ろうとする彼の姿勢が自然に描写されていて、
その場にいるかのような臨場感を覚えます。
一方で、物語の細部にはわずかな改善の余地があるようにも思います。
例えば「馬車は最早、45度以上傾いている」という表現は、物語の世界への没入を阻むおそれがあります。
この場面を想像しようとすると、数学的に、角度が45度傾いて~みたいなイメージになりました。
「今にも落下しそうなほど、危うく傾いている」といった比喩的な表現の方が、
読者の想像力を刺激する可能性があります。
とはいえ、以上は あくまで一読者の感想にすぎません。
何より、Quill penさんが紡ぎ出した言葉のひとつひとつに、
登場人物たちへの深い愛情を感じることができました。
作者からの返信
続きもお読み下さり、嬉しいです。
「臨場感を覚える」などと言ってくださり、ありがとうございます。
マジック使い様はご自分の作品のみならず、応援コメントでも整った文をお書きなので、尊敬します。
もっともなご指摘も、ありがとうございます。私は、こういったコメントが本当にありがたいです。
確かに、状況を分かりやすく説明しようとするあまり、情緒に欠けていたかもしれません。
早速、マジック使い様のご提案を参考に、改善いたします。
今後も、至らぬ点がございましたら、何卒お知らせください。
プロローグ バルコニーへの応援コメント
普段あまり読まないジャンルですが、読んでみています。この作品は、私にとっては少し難しいものでした。それで、ひとつひとつわからないところを解釈しながら読み進めていきました。
乙女の「羽ペン」からは教養や上品さ、物語の時代設定が伝わってきます。一方、若者の「"ハーイ"と言いたかったから」という台詞や「石を投げる」行為からは、彼の気さくさや乙女への関心が感じられました。これらの描写を通して、二人の性格や立場の違いがよく表れていると思います。
ストーリーの展開に引き込まれました。先が気になって、続きが楽しみです。
作品作りを頑張ってください。応援しています!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
このジャンルは、サイト内でもあまり見かけませんよね。読んでいただけて嬉しいです。
あのマジック使い様から、「続きが楽しみ」などと言って頂けたのも光栄です。
今後もよろしくお願いします。
エピローグ カーテンコールへの応援コメント
Quill penさんお久しぶりです。
『君は僕の太陽』を久しぶりに読みに来ましたら、新作を書いていらしたので開いてみました。とってもおもしろかったです! 冒頭からひきこまれ、最後のページにたどり着くまで先の展開が気になってしかたありませんでした。
アメリカ文学といえば名作ばかりですが、それらの作品にも劣らない普遍的なストーリー。それでいて、夢や恋愛に注がれる情熱は現代的な激しさをもっており、この物語を書ききったQuill penさんの筆力に圧倒されました。
オペラの知識、時代考証もしっかりされていてすごいですね。私は時代ものが書けないので尊敬します!(一つだけ。南北戦争期のお話でしたら、1800年代じゃないかなと思いました)
窓の向こうの美しい乙女。暴走した馬車から彼女を助けだしたとき、二人の運命は交わり、オペラという夢によって結ばれていく。ルーシーではないですが、なんてロマンチックな出会いでしょう!
『夕暮れのワルツ』のシーンが一番好きです。情景描写にうっとりしながら読んでいました。「木の葉のシャンデリアから漏れる最後の陽の光が、橙色に染まった芝生の床に複雑な模様を描き、2人は柱代わりの木の合間をぬって踊る。」素敵……。読み返してみると、このシーンはただ美しいだけではなくて、沈んでいく太陽がシャーロットとジェラルドの結末を暗示しているようにも思えますね。
デイヴィッドのプロポーズでシャーロットが倒れるシーンには思わずくすりとしてしまいました笑 ちょっとかわいそうですけれど。悪い人ではなさそうなので、素敵な女性と出会えるといいなあ。
物語という舞台でシャーロットがジェラルドの曲を歌いあげ、二人の夢とこの作品──『愛するあなたに贈る歌』は完成される。悲しくも美しく、胸に余韻の残るラストでした。物語のまとめかたが本当に綺麗です。
何度でも読み返したい、素晴らしい小説です。紙で読みたかった……。これからのQuill penさんの作品も楽しみにしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます! こんなに沢山感想を書いてくださって、本当に嬉しいです。
『君は僕の太陽』をまた読んでくださるおつもりだったんですね。何度も読みたくなる小説を書きたいと思っていたので良かったです。沢田こあき様の小説も読み返したくなるタイプですよね。
時代物にしてはストーリー展開が現代的すぎるかなと懸念していたのですが、アメリカ文学の名作たちにも劣らないと褒めていただけて、有頂天になっています。(南北戦争時代なら1800年代ですよね^^;直しておきます。ありがとうございます)
恋愛小説ですから、ロマンティックなシーンを色々作ったのですが、読者の方々はどのシーンがお好きなのかなと気になっていました。沢田こあき様はワルツのシーンなんですね。あのシーンの情景描写は自分でも上手く書けた気がしていたので、気に入っていただけて良かったです。
デイヴィッドに関しては、正直、終盤を書いている途中で彼をしまったことは否定出来ません(笑)
この物語は本気で書いたものでしたし、それだけに今のところ一番の自信作です。web小説サイトで中々読まれないだろうことは承知の上で投稿したのですが、最後まで読んで、こんなにも褒めてくださる方がいて本当に幸せです(笑)。