応援コメント

」への応援コメント

  • この度も拝読させていただきました。
    ジェラルドと乙女の出会いを鮮やかに切り取った、印象的な場面でした。

    特に、ジェラルドの視点から描かれた乙女への思慕の情は、言葉の端々から伝わってきました。
    彼女の身を案じ、落ち着かせ、守ろうとする彼の姿勢が自然に描写されていて、
    その場にいるかのような臨場感を覚えます。

    一方で、物語の細部にはわずかな改善の余地があるようにも思います。
    例えば「馬車は最早、45度以上傾いている」という表現は、物語の世界への没入を阻むおそれがあります。
    この場面を想像しようとすると、数学的に、角度が45度傾いて~みたいなイメージになりました。
    「今にも落下しそうなほど、危うく傾いている」といった比喩的な表現の方が、
    読者の想像力を刺激する可能性があります。

    とはいえ、以上は あくまで一読者の感想にすぎません。
    何より、Quill penさんが紡ぎ出した言葉のひとつひとつに、
    登場人物たちへの深い愛情を感じることができました。

    作者からの返信

     続きもお読み下さり、嬉しいです。

     「臨場感を覚える」などと言ってくださり、ありがとうございます。  
     マジック使い様はご自分の作品のみならず、応援コメントでも整った文をお書きなので、尊敬します。

     もっともなご指摘も、ありがとうございます。私は、こういったコメントが本当にありがたいです。
     確かに、状況を分かりやすく説明しようとするあまり、情緒に欠けていたかもしれません。
     早速、マジック使い様のご提案を参考に、改善いたします。

     今後も、至らぬ点がございましたら、何卒お知らせください。