可愛い姿に惹かれて買った、お祭りの屋台で出会ったひよこ達。
買うのはいいけど飼うのも大変。でも一生懸命に可愛がって育てました。
お父さんとの買う時の約束は、2年以内に食べちゃうこと。
最初から分かっていたことだったけど、ついにその日がやってきました。
生き物の命を頂くということの大切さを、しっかりと教えてくれる作品です。
作者さんがひよこを慈しんでいた様子が目に浮かびます。
因みに私の次兄も昔、お祭りでひよこを買って来て育てました。
可愛くてたまらず、夜も抱いて寝ました。
そして朝、目を覚まし死んでいるひよこを見て泣き叫びました。
恐らく寝返りした時に潰してしまったんでしょう。
ひよこも大泣きしている次兄も、どちらもかわいそうだったけど、家族は皆で笑ってしまったことを思い出しました。