プロジェクトタイムマシン

高校2年生の未知子は、叔父で有名マジシャン如月誠一の大脱出マジックにアシスタントとして参加する。マジックの最中、過去へとタイムスリップし、高校生時代の誠一と出会う。
ひとりで対処できないと考えた誠一は「天才」と異名を持つ同級生の敷島樹の力を借りるため、彼を訪ねた。そこには未知子が脱出マジックで使った、あの箱とそっくりな箱が置いてあった。
タイムスリップの原因がその箱にあると確信した未知子。詳しい事情を話してくれていないと感じた誠一は未知子に、自分が手品をはじめたきっかけを話し、彼女に未来から来たことを認めさせる。
箱を使って未来に戻るしかないと考えた三人は、敷島の意見に従って、まずは体育館に向かう。

※KAC20241のお題から物語が続いています。