毒を用いるもの。それもまた人なり

主人公の青は五歳の時、凄腕の毒術士に命を救われ、毒術士への憧れを胸に励んでいく。

毒を使ったジリジリと削るようなバトルに、砦落としなどのシーンも見どころです。

でも本当に大切な部分は、この世界に住むものの交流です。

師から弟子への愛。共に歩んでいきたいと強く思える深い友情。幸せに生きていて欲しいという、人に対する当たり前だけど、意識をしないと抱けない思い。

死を司る毒術の使い手だからこそ、誰よりも優しく。

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