第二章の登場人物紹介
◆ニャップ《ニャルラトホテプ》
外なる神の一柱。
千の顔を持つと言われているが、実際の本体は触手が絡み合ったような手足の生えた触手のような姿。
無数の端末を持ち、それぞれの端末は無数の時空に存在している。
この世界では黒猫の姿を取っており、一見弱そうに見えるが、実際には本体と同等の力を持っていて、直接見た者を発狂させたり、即死させたりする権能を持つ。
常に遊び相手となる玩具を探していて、彩香と会って主とする。
立場的には彩香の方が上ではあるが、それもそれでロールプレイの一環のようなものとして捉えている。
◆
日本建国の十支族の一つである三上の末裔。16歳。
三上は『隠密』を司る力を持つ。
非常に影が薄く、戦闘時はどこにいるか分からないと言われるほど。
そのため、広範囲の攻撃性能を持つ九條との相性は最悪で、頻繁に巻き込まれるため、一緒に戦うことはまずない。
九條が『開拓者』クランから外された原因の一つである。
◆
日本建国の十支族の一つである四宮の末裔。16歳。
四宮は『祭祀』を司る力を持つ。
日本の神々との意思疎通を図ることのできる稀有な存在で、それにより、諸々の奇跡を起こす。
その最たるものが負傷者の治療であり、ダンジョン探索においては回復役として参加することが多い。
しかし、戦闘が全くできないわけではなく、攻撃に転ずれば九條に匹敵するほどの広範囲殲滅能力を持つ。
しかし、九條どころか、通常の魔法よりも燃費が悪い上に、発動までの時間がかかり、範囲の指定が困難なことから、攻撃役として入ることはほとんどない。
彼女が攻撃役に転じる場合は、たいていにおいて全滅しかけている状況である。
◆
日本建国の十支族の一つである伍代の末裔。16歳。
伍代は『占術』を司る力を持つ。
かつては陰陽師として隆盛を極めた安倍家(のちに土御門家)を表に出して、裏で暗躍していた。
神代の時代から門外不出の呪術を継承しており、呪術を用いた攻撃は九條の異能に匹敵すると言われていて、威力の伍代、範囲の九條として比較されることも多い。
◆クトゥルフ
ただのタコ、ではなく、かつて地球を支配していた偉大なる神。
しかし、反乱にあって海の底に封印されていた。
再び支配者として返り咲くことを夢見ているらしいが、あまりの不真面目な姿勢に本気度を疑われている。
同時期に覇を競ったハスターやクトゥグアが封印されようとした時、アルデバランやフォーマルハウトへと逃げたことを根に持っている。
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【第二章完結】忍者少女の全裸ダンジョン配信~底辺賢者の少女は魔法と最強装備のために回避を極めていたら伝説の忍者と呼ばれ無双する~ ケロ王 @naonaox1126
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