のざほ先生に連れられて島流し?!
41,43
第1話
リビングで行列Aの階数(ランク)
の問題を解いていると、背の高い男性が母に連れられ入ってきた。
「初めまして、君が虚月雄一君だね。」相手はこちらを興味深そうな目で見てくる。ぼくが頷いた瞬間、食い気味に「君は数学は好きかい?」ぼくは間を少しあけ「まあまあかな」「そうか」まるでぼくのことを知ってるような口調だ。正陽のざほ、数学界では知らない人はいないほどの天才数学者だ、まるで女性のような美しい顔立ちをしている。
「虚月雄一、年は十二歳、現在小学校六年生、小学五生のとき、数学検定一級取得、周りからは秀才と呼ばれている」さらっとした言い方だが、声にも表情にも熱がこもっている。
「そこで君に提案だ、私の助手にならないか?」
のざほ先生に連れられて島流し?! 41,43 @tubasa41
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