ささくれとあかぎれの思い出+@

わたくし

やっと書きたい事が見つかった

 こんにちは、作者のわたくしです。

 KAC2024今回のお題の「ささくれ」難しいですね。

 他の作者様の作品を拝読すると様々な工夫をしていて、とても感心をしています。


  「ささくれ」た指を舐めるラブロマンスとか、

  心が「ささくれ」た瞬間を表現したりとか、

  ちょっとした「ささくれ」が大事件のきっかけになったりとか、

  「ささくれ」を何とかしようと、器械や魔法を使ったりとか、


 作者様の様々なアイデアを楽しんでいます。


 わたくしはいつも「他人とは違うアイデアを」と考えてはいますが、今回は全く浮かびませんでした。

 仕方がないので、幼い頃の思い出を書きます。




 幼稚園から小学校低学年の頃まで、わたくしの手は乾燥肌に悩まされていました。

 原因は分かりませんが、アトピー性皮膚炎では無かったようです。


 毎年冬になると爪の根本はささくれ、指先や指の付け根はあかぎれていました。

 掌は皺の所から皮膚が薄皮状にはがれ、手を合わせて擦ると皮膚が粉のように落ちていました。 


 当然、そのような手を女子達が気持ち悪がり、お遊戯やフォークダンスなどでは誰も手を繋いでくれませんでした。(エア握手?)

 市販のハンドクリームでは良くならず、皮膚科に通って専用の軟膏をもらっていました。

 皮膚科の待合室に掲示してある様々な皮膚病の写真が、幼いわたくしにはとても怖かった記憶があります。


 大人の人からは、

「家のお仕事を手伝って偉いね」

「ちゃんと、食器を自分で洗っているのね」

 とほめてくれましたが、そんな事は全然やっていませんでした。

 あかぎれが痛くて、ろくに手も洗っていなかったです。


 小学校高学年から徐々に症状が軽くなり、中学校の頃には完治しました。

 特に体質改善をした覚えは無かったです。

 今度は肥満による脂性の手になり、やはり女子達から気持ち悪がられていました。(原因はそれだけかな?)




 よし、文字数をクリア!

 では最後に一言、



 飢えたパンダが叫んだ。

ささくれ笹呉れ!」



 そら、逃げろ~!

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