第2話

人間が生きる意味って何だ?

自分はふと都会街をぶらりと歩きそう思った。

......自分って何なんだろう。

一歩間違ったら危険そうな疑問が頭を過ぎる。

「君は何故生きているんだ?」

「命があるからかな」

......

「君は誰?」

自分は問う

「僕は彗星蘭すいせいらん、君の人生にとっては大したことない存在なんじゃないかな。」

「...いやそんなことは。」

「君は死ねと言われたら死ねるのかい?」

どのような回答を求めているのかわからないんだけどどうすれば良いと思う?

・自分で考えろ

・誰に聞いてるの?

「わからない、場合によっては死ぬかも...」

「場合?それってどんな場合だい?」

意地が悪いな

「君はどうするんだよ、人にばかり聞いちゃってさァ」

「わからないから聞いてるのに...もういいや、そろそろ寝るから。」

彗星蘭は眠った

彗星蘭の花言葉は[特別]

「君は僕の特別にはなれない。」

そう自分は言ってその場を後にした。

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非人間 ペンギ @karaata1172

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