公爵令嬢、アメリア・ナイトロードはいわれのない理由で、それも本人でもない相手から、勝手に婚約破棄を言い渡される。
そしてなんと! 殺されかけてしまうのだ。婚約者であるウィルフリードに……。
壮絶な出だしに驚いていると、そんな暇もなく、アメリアの出自や悪役令嬢といったワードの数々が明らかに。
さらに乙女ゲームのヒロインであるリリスの悪行も次々と発覚。
そんな怒涛の展開に驚きながら読んでいると、今度は逆ハーレムかというほどの仲間を従えての復讐劇が始まる。
一見、情報過多かと思われるが、すんなり物語に入り込めてしまうのが、この作品の凄い所。
そして私のオススメはヒーローでも魔王でも死神でも冥府の使者でも邪神でもない。
イケオジこと、ベルフォート・ナイトウォーカー侯爵様!
吸血鬼女王の臣下として恭しく振る舞うさまが素敵すぎます。
こちらも是非、堪能してください!