で、タイトルが〝からだコレクター〟
こんなのもうシリアル・キラーの告白じゃないですか?
さにあらずです。
自分の身体から分離した組織を保管しておりました。という癖です。
そういう思い出などの物語です。
何故、そんな収集をするのかはわかりませんが面白いです。
自分の組織だけということなので、自己愛の一種かもです。
本作で興味深いのは作者の方がその収集物の利用方法を考えている部分。
何故、それを利用しなければならないのかわかりませんが、楽しいです。
自分から分離したモノを保管していた経験のある方もそうでない方も。
御一読をお勧めします。