書き途中の話です。

夢月みつき

第1話「書き途中のお話」

 スクロールして下にお進みください。

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 はるか昔、聖霊神界せいれいしんかいと言う世界が広がっていた。

 上空には、屈強なドラゴンや背中に翼を持つ天馬ペガサス達が飛んでおり、地上には額に角を持つ一角獣、ユニコーンが柔らかい草を食んでいる。

 そして、“聖霊せいれい”と呼ばれる自然の精である住人達が、ここには住んでいて聖霊王の神殿を中心に町を作っている自然が豊かでとても、平和な世界だ。



 柔らかなそよ風が吹き抜ける。丘の上に三人の親子が、座ってくつろいでいる。

 薄紫のストレートの髪を後ろで、束ねているのがこの世界の神、聖霊王シルファーン。今は、質素な布の服を着ており普通の二十代後半位の男性のように見える。



 そして、妻の未来を司る三女神の一柱。桃色のドレスを纏ったセレスティアと、赤いワンピースを着た一人娘セーラだ。

 シルファーンは、セレスティアが朝早く起きて作った弁当からコンビーフとポテトのサンドイッチを弁当箱から一つ取って頬張り、一声うなった。


「やはり、セレスティの作るサンドイッチは美味いな。こうして、君とセーラといると。普段の忙しさを忘れそうだ」

「うふふ、一時でも、シル様に喜んで頂けて良かったですわ。ほら、セーラもこのように嬉しそうに笑っていますよ」


 セレスティアは、シルファーンとセーラに微笑みかける。

「おお、本当だ。セーラが笑っている。そーら、父様が高い、高いしてやるぞ」

「きゃっ、きゃっ」

 セーラは、愛らしい笑顔で笑っている。



 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 もう少し、続きがありますが本編より先に見せるのはここまでです。

 ……途中です。※主人公ではありません

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