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『アイリス・R・ホワイト』への応援コメント
カクヨムを始めて5年ぐらい経ちますが、私が今まで出会ってきた中で、これだけスケールの大きい話を息切れせずに最後まで描き切った作品はこの「アイリス」ぐらいなものです。
王道のライトノベル的なキャラクター造形やストーリーのセオリーを踏襲しつつも、そこに政治や歴史、軍事のエッセンスを取り込んで一つのエンタメに仕上げているのは本当に「すごい」の一言です。世界史は正直あまり詳しくないのですが(笑)お話として楽しめました。
何よりも主要登場人物であるアイリスを筆頭にホワイト、ユーリア、ラジェ、レ=テウ、クリストファーなどなどそれぞれキャラが立っていて魅力的なのですが、おそらくみんな信条・行動原理がはっきりしているからではないかと思います。特にアイリスが自らの命と引き換えに(最後生き返りましたが)世界を救った「決戦」「エピローグ」は切ない展開でしたね。ホワイトが最初「正しいだけ」と言って放り投げた「個人の権利と生命」のことをアイリスの棺の前で叫ぶシーンなんかも印象に残りました。
「アイリス」を一つの到達点として、今後もICHINOSEさんが活躍されることを心より願っております!
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2-5 邂逅への応援コメント
一般小説寄りの文章ながら一話の文章量が少ないので読みやすいですね。
この辺はWeb的な読みやすさを意識されているのが読み手としても分かります。
文章量が少ないのに1話分として成立しているのは、必要な情報と描写が書かれているからなのだろうかと思いました。
『2-1』でユーリアさんが新聞を読むときに「道中でホームレスから買った朝刊で~」と描写がありますが、これは少しでも役立つようにホームレスから買ったのだろうかと思いました。
何気ない描写で人柄が分かるような気がします。
すみません、誤字報告で恐縮なのですが、『2-2』で「艶のいい~」のあとのロールスロイスのところがルビ振り出来ていない?ようでした。
読み合い企画でも無いので読み返し等はお気になさらなくても大丈夫です。
ありがとうございました。
1-5への応援コメント
ICHINOSE 様
『第31回電撃小説大賞のために頑張って書き上げた本棚』企画にご参加いただきありがとうございました。
シリアスな世界観に文体、登場人物のやりとりが合っていて物語の雰囲気がすぐに伝わるのが凄いと思います。
年代が出てきて戦史的なお話で、壮大な印象も受けます。
導石式無線機が『トランシーバー』など、特徴的な単語で世界観と機能が分かるのもよいですね。
難を言うと、前半にシーンと登場人物がよく変わるのが少し分かりづらいかもしれないと思いました。
できれば「3-10」くらいまで読んで少し感想を書ければと思っています。
読み進めるのが不要であれば返信でその旨を仰ってください。
またコメントに返信が無い場合も不要と思って読むのは控えます。
ありがとうございました。
作者からの返信
この度はご一読いただいたうえでのご感想、ありがとうございます。
リーダビリティと構成に関しては雰囲気の兼ね合いからギリギリまで悩みましたが、読み手側を信じて敢えて突っ張ってみることにしました(はたして吉とでるか凶と出るか)。
私も後学のため、小語さんの企画に参加された方々の作品を拝読中です。
3-10への応援コメント
戦闘シーンやその用語にオリジナリティがありますね。
全体的にシリアスな空気ですが、アイリスさんの喋り方や仕草などが軽い感じというか目立つのはキャラが立っていると思います。
一次選考の基準は分かりませんが、なろう的な応募作が多いなかでこういう作品が残ってくれると嬉しいです。
あまり役に立てなかったと思いますが、企画を通して本作に出会えてよかったです。
ありがとうございました。