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2024年5月1日 13:47 編集済
カクヨムを始めて5年ぐらい経ちますが、私が今まで出会ってきた中で、これだけスケールの大きい話を息切れせずに最後まで描き切った作品はこの「アイリス」ぐらいなものです。 王道のライトノベル的なキャラクター造形やストーリーのセオリーを踏襲しつつも、そこに政治や歴史、軍事のエッセンスを取り込んで一つのエンタメに仕上げているのは本当に「すごい」の一言です。世界史は正直あまり詳しくないのですが(笑)お話として楽しめました。 何よりも主要登場人物であるアイリスを筆頭にホワイト、ユーリア、ラジェ、レ=テウ、クリストファーなどなどそれぞれキャラが立っていて魅力的なのですが、おそらくみんな信条・行動原理がはっきりしているからではないかと思います。特にアイリスが自らの命と引き換えに(最後生き返りましたが)世界を救った「決戦」「エピローグ」は切ない展開でしたね。ホワイトが最初「正しいだけ」と言って放り投げた「個人の権利と生命」のことをアイリスの棺の前で叫ぶシーンなんかも印象に残りました。 「アイリス」を一つの到達点として、今後もICHINOSEさんが活躍されることを心より願っております!
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カクヨムを始めて5年ぐらい経ちますが、私が今まで出会ってきた中で、これだけスケールの大きい話を息切れせずに最後まで描き切った作品はこの「アイリス」ぐらいなものです。
王道のライトノベル的なキャラクター造形やストーリーのセオリーを踏襲しつつも、そこに政治や歴史、軍事のエッセンスを取り込んで一つのエンタメに仕上げているのは本当に「すごい」の一言です。世界史は正直あまり詳しくないのですが(笑)お話として楽しめました。
何よりも主要登場人物であるアイリスを筆頭にホワイト、ユーリア、ラジェ、レ=テウ、クリストファーなどなどそれぞれキャラが立っていて魅力的なのですが、おそらくみんな信条・行動原理がはっきりしているからではないかと思います。特にアイリスが自らの命と引き換えに(最後生き返りましたが)世界を救った「決戦」「エピローグ」は切ない展開でしたね。ホワイトが最初「正しいだけ」と言って放り投げた「個人の権利と生命」のことをアイリスの棺の前で叫ぶシーンなんかも印象に残りました。
「アイリス」を一つの到達点として、今後もICHINOSEさんが活躍されることを心より願っております!