じっとりとした空気感、息が詰まるような閉塞感

転勤でとある土地に訪れた男の身の回りで起きる、奇妙な出来事。
『忌み地』であるこの土地に隠された秘密とは。男は果敢に挑戦する――

静かに、そして着実に日常を蝕まれるような感覚が、心地よくすらあるこの作品。
因果も因習も知った事かと突き進む主人公の姿は頼もしく、この『対決』がどちらに軍配が上がるものになるのか、興味はどこまでも尽きません。

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