第16話 決戦
「よし、定番の枕投げもやり終えたことだしそろそろ明日に備えて寝るか」
僕達は夜ご飯を食べ終わった後定番の枕なげをとことん楽しみ、疲れきったので明日に備えて寝ることにした。
「えーどうせなら夜更かししたいよ、私いつも全然寝ないよ?」
海は寝るまいとほっぺを膨らませて子供のように駄々こね出した。
「何言ってんだよ、明日は山登るんだろ」
「まぁそれはそうなんだけど、修学旅行の夜みたいで寝れそうにないよ!」
全く...海はここで寝てもらわないと困るんだけどな。
というのも実はこの後は岸崎と交代の見張りをすることになっている。
一応家からは出てきたものの、この場所とて安全とは断言出来ないからだ。
海が起きていたら、僕や岸崎がしばらく帰って来ないことを心配して探しに行くかもしれない。
「って...海寝てるじゃん!!」
「私特性の睡眠薬を夜ご飯の時に飲み物の中に混ぜて入れてたんすよ、ゆっくり効くようになってたので今になって効いたみたいっすね」
岸崎が不敵な笑みを浮かべている。
あらやだ、この後輩凄く悪役っぽい...
「少し手荒な真似にはなった気がするが、これでやっと見張りに専念できるな」
「まずは私が旅館周辺を見張りに行くっす、林先輩は海先輩を見張っててください」
時刻は24時。
ついに決戦の日は来た。
もちろん何も起きないことが1番なんだが、、
もしも、万が一、
「何かあった時は必ず僕が守る、、なんて思ったかい?だけどそれは無理だよ」
﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍
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僕が大好きな君へ らそまる@5月17まで休載中 @rasomaru23
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