「天才」という言葉の呪縛と救い

東野圭吾さんの『容疑者xの献身』の中で、こんなセリフがあります。
「天才という言葉をうかつに使いたくないが、本物の天才は石神だけだ」
探偵役である湯川は、軽々しく人を褒める性格のキャラクターではありません。しかし、そう言うしかないほどの評価をしていた。
でも、湯川はそんな天才と友人関係にありました。

私の友達にも、天才がいます。
そんな彼に嫉妬することもありますが、大事な友人です。
いつか私も、天才と並べる秀才になれたら。
そう思わせてくれるお話でした。