かくして榊さんは猫部の宣伝に奔走する

榊琉那@屋根の上の猫部

猫部宣伝の為にやってみた

榊さんには三分以内にやらなければならないことがあった。


いやそんなに急いでやれとは言われていないが。

でもでも早めに行動しなければならないと思った。

ミッションは出勤前にやり終える事。


事のきっかけは、カクヨムがDISCORDにプレオープンながら

進出した事。最初はそれ程興味はなかったが、

他の人も参加するとの事だったので、とりあえず参加してみようかと。


DISCORDには、以前あるゲームをやっていた時にギルドの連絡用に

必須だったので、ほぼ強制的にインストールして利用した。

イマイチ使いづらいとは思っていたが、最低限の事だけ使用していた。

まぁそのゲームもサービス終了となり、もう使うことはないと思っていた。


DISCORDに登録した事を近況ノートに書いてみたら、

猫部の親分から反応があった。

カクヨム猫部は、ふとしたきっかけから、あっという間に形になったもので、

自分も関りがあるから、協力したいと思っている。もっとも、勝手に猫を愛でている集まりだが。


で、誰か部屋を作って来いと言われたような気がしたので、

急いで部屋を作ってみた。何しろ出勤時間も迫っているし。

とりあえず、猫部所属の人だけでなく、

猫好きの人が楽しめるようなタイトルにしてみた。


『カクヨム猫部の集会場 猫好きの方の社交場』


一応建てたけど、餌がないと誰も来ないだろうなぁ。

という事で、うちの猫を看板猫にしてみた。

初めて飼った思い出の子。

適当に紹介文を作って書いてみた。

これで人が集まるだろうか?


出勤時間前ギリギリまで様子をみたが、

時間的に人が集まりにくいのだろう。

まぁ仕方ないと思って出勤した。


遅い昼休み、様子を見たら……。


予想以上に可愛い猫画像が集まっていて、

天国になっていた。

よかった。少しは猫部の役には立てたかな?


で、当の本人はというと……、

音楽スレに興味深々だったりする。

気まぐれなんて言わないで。


大丈夫、榊さんはやる時にはやるんだから。

多分……。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

かくして榊さんは猫部の宣伝に奔走する 榊琉那@屋根の上の猫部 @4574

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ