おまけのお話
ところで、B型猫が少ないと分かっているのであれば、逆にそれを登録できる専用のシステムを作れないかなと考えたりもしています。
本来ならば、こういう時こそクラウドファンディングなのでしょうが。その先の維持も考えると、一度しかできないことは難しいんですよね。
この先ずっと継続していけるシステムでないと、意味がないので。
それには、まずそういったプログラムを組める人が必要になります。
次にサーバーや、維持するための費用。
そして何より、利用者の拡大。
一個人ができる内容ではないですし、かといって全国の動物病院が共同で運用するというのも難しいと思います。
本当は、こういうことをできる人脈とお金があれば、一番いいんですけれど。
一般人には、まだまだ難しい世界ですね。
理想だけなら、色々ありますよ?
保健所ではなく、海外みたいに保護シェルターを作って。飼い犬や飼い猫になる訓練をしながら、譲渡できるようになった子を見てもらうためのカフェを作って。
そして、譲渡できないような病気の子を最後まで看取ることができる、環境やスタッフを完備。
……まぁ、夢物語ですよね。
そう、夢なんです。日本ではまだまだ、夢でしかないことですが。
実現できたらきっと、悲しむ子や苦しむ子が今よりずっと減るはずです。
そう思って活動してくださっているのが、動物保護団体のスタッフの皆さんですし。
日本人全員が一円ずつ出しただけでも、一億円超えるのになーとか。考えたりはしますけれど。
それって、現実的じゃないよね? とも思う自分がいます。
だからせめて、できることだけでも。
寄付以外でも、何かないかなと。
そう考えた末の、今回のエッセイでした。
それにしても、B型猫の登録システムに関しては……運用方法は具体的に頭の中にあるのに、どう考えても費用を捻出できない……。
どなたか、このアイディアを買い取ってくださったりしませんか?
本当はタダでお譲りしたいんですが、その場合契約書を交わすことが難しいので。
費用さえどうにかできれば、プログラムを組める人に心当たりはいくつかあるのに……。悔しいですね。
まぁ、そんな夢物語なおまけのお話でした。
こんなところまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後に、猫を愛するすべての人たちへ。
このエッセイでなくても、構いません。
猫の血液型についての認識が、少しでも多くの人に伝わるように。
猫飼いのほとんどが知らない、猫に関する大切なお話を広めてください。
一人一人の意識が変われば、助かる命は増えるはずですから。
どうかどうか、よろしくお願いします。
猫を愛するすべての人たちへ。 朝姫 夢 @asaki_yumemishi
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