第7話 詐欺なのか?詐欺じゃないのか?
Xで書こうと思いましたが、物書きさんに見ていただくのはこっちかな?と思いましたので書かせていただきます。
かなり怪しい経緯だったけど結果的に「何とも言えない結果」になりました。《こんな事もあるんだな》の与太話にお付き合いください。
5/10pixivから謎の人物からメッセージが届く。
内容は「外資のスタートアップでネットサイトに載せるために小説家を探している・最初の二話納品したらお金を渡す・こちらの身分は明かせないが秘密保持契約書は見せられる」というもの。
文字数的にも問題はないし、金額もおかしくはない。
怪しいのは『社名、依頼者の名前を明かさない外資の会社からの依頼』という事。
プロの方に相談してみるものの『上手い話はない。関わらないほうが良い』ということで…そりゃそうだよね…と思ってはいた。
でも、『ボツったら自分の作品として発表していい』と言うので「じゃあいいか!経験になるし、騙されたらネタになるし」と話を受けました。失うものがない初心者ですしね!
相手からネタ提供(設定)がありましたが、私からするとどんなに削っても文字数制限の中では書ききれないよ、と言う物でした。
何となくテンプレをなぞりたいのは分かるのですが、設定に大きな矛盾があります。かなり悩んで相手側にネタを大きく改変しますと伝え、原型がないほどに弄りました。
7000文字を仕上げて提出したが、やはり展開的にその文字数で書き切って欲しい範囲が広すぎる。
私の未熟な筆ではお眼鏡に叶わずとなりました。俺TUEE系、俺に任せろ系が苦手でして。
ご依頼のきっかけとして見ていただいたのが『裏公務員の神様事件簿』だったので、私としてはジャンル違いだと思うんだけどなぁ…という感触です。
そして依頼料として報酬をお支払い頂きました。ちゃんとお支払いくださったんですよー。
私としてはアドバイスもいただけたし、新しい作品も書けたし、損した感じはありません。しかし、詐欺なの?違うの?怖い…と思いながら作品を描いた、スリリングな一週間でした。
途中相手側がpixivをBANされたこと、支払いがPayPal、PayPayなど電子マネーだった事も怖かったです。(電子マネー支払いは詐欺の可能性が高い)
危惧される点としてはXなどで散見される事例にあるように、電子決済の罠を使ってお金を騙し取られたり、盗作されたり、アイディアを盗られたりする事です。
あとは、契約に至った後に支払いが滞る、著作権を取られて作品が一人歩きしてしまうとか…そんなところでしょうか。
今回のお話は最後に『新人作家のデビューを応援する企業』と種明かしをしていただいてますが、サイトがオープンするまではいささか疑問が残ります。
なぜ社名を明かさないのか?
なぜ私のような作家一年目のど素人にメールしたのか。
お眼鏡にかなったのであればありがたいのですが、そんな上手い話はそうそうない事は分かります。
構造上、このサイトはどこでお金を儲ける算段なのかもわからないままです。
こういう時、有識者の方に相談できる物があればいいのになぁとは思います。お金払ってでも相談したかったです。
カクヨムさんとか、なろうさんとかでそういうの作ってくれないかな…ちなみにpixiv運営さんに聞いてみたら『自己責任』と返事が来ました。…確かにそりゃそうだ。
でも、見てくれた人がお金を払ってもいいと思ってくださったことは事実なんだし、前向きにやっていこうと思います。
頑張るぞー!
※詐欺られてもいいと思って無鉄砲なことをしましたが、良い子は真似しないでください。責任は取れません…。
日々徒然 物書きの語り草 只深 @tadami
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