不思議 な【 BAR 】

白卯

【 都会 】

今日仕事で嫌な事があり 、飲み過ぎてしまった。


『 はぁ 〜 … 』


っと 、ため息をつきながら記憶が曖昧なまま家に帰ろうとする。


推しのグッズ、配信、LINE。


何もかもにお金をかけて増してやブラック企業だ。


推し以外何も見ていない。


そこら辺のクソニートと変わらんな…w


そこで誰かに声をかけられた。


???「 疲れてそうだな、にぃーちゃん 」


『 まぁ、はい。 』


誰だよ…


「 疲れてんだったら俺の行きつけのBARがあるんだが、一緒に行かないかい? 」


『 … 』


んだよ、また酒飲めってか?


ナンパ…?なのか?


???「 気晴らしにはいい所だぜ? 」


???「 どうよ?いい所だよ? 」


『 … 』


しつこいな…


???「 無理は了承とえるが? 」


めんどくさい…どうせこのタイプは無理と言っても行かされるやつだ…


『 どうせ行かされますよね 』


???「 物分りが良いね〜にぃーちゃん 」


???「 すぐ近くだしさ、着いてきな 」


『 はぃ… 』


誰だか分からんやつの背中をコツコツと歩きながら追いかける。


しばらくするとなんだか都会とはかけ離れたような少し不思議なBARがあった。


『 こんなところにBARが… 』


???「 どーよ、雰囲気いいだろ?…w 」


『 ま、まぁ… 』


嫌いでは無いな。


さて、来たからには入ってみるとするか。


???[ ようこそ。不思議なBARへ。 ]

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