未来の#秒恋♡ 溺愛カレシと刻む、たくさんの、初めて〜私の初恋は、優しくて甘くて、ちょっぴりキザ♡〜

第5話 征服されていく

剛士の指が、悠里の最も敏感な部分を撫でる。

悠里は押し殺した悲鳴を漏らす。

自分の身体が熱く、彼に反応しているのがわかった。

剛士は、悠里の反応を見ながら、優しく指を這わせていく。

そうして、触れるか触れないかの微かな力で、つうっと彼女の敏感な部分を撫でた。

悠里は、ビクンと身体を反らせる。

何を、されたのだろう。

耐えられないくらいの、恥ずかしい刺激。

悠里は、身をすくませる。

剛士の指が、もう一度、柔らかく悠里の大切な部分を撫でた。

優しく、円を描くように。

悠里は身を弾ませながら、必死に彼にしがみつく。

耐えられない。

「や、ダメ……」

悠里は、目を潤ませて、哀願する。

「ゴウさん、そこ…ダメ……っ」

剛士が、甘い微笑を浮かべた。

「すげえ、やらしい……」

「ゴウ、さん……！」

剛士の身体が、下に降りていく。

大きな手が、彼女の太ももを捕らえる。

逃げられない。緊張に涙ぐむ。

悠里は、ぎゅっと目を閉じた。

剛士の唇が、悠里の脚をなぞる。

下から、上へ。ゆっくりと。

苦しいくらいに、悠里の心臓が早鐘を打つ。

両脚への優しいキスを感じながら、悠里は次に起こることに、頭がいっぱいになっていた。

「可愛いな、悠里……」

殆ど吐息だけの甘い声で、剛士に囁かれる。

ドキンと悠里の胸が暴れた。

恥ずかしさのあまり、必死に首を振る。

剛士の舌が、優しく、優しく悠里の弱い部分を這う。

初めての、温かくて、いやらしい感覚。

悠里はシーツを握りしめ、切ない吐息をこぼした。

恥ずかしい。耐えられない。

けれど、どうして。

悠里の身体は、素直に剛士に囚われたままでいた。

無意識のうちに、脚を大きく開いてしまっている。

快楽に突き動かされ、悠里は思わず腰を浮かせた。

剛士の唇は、容赦なく追ってくる。

悠里の身体は、あっけなく捕らえられてしまった。

ビクンッと身を捩り、彼女は必死に、快楽から逃げ惑う。

剛士の長い指が、ゆっくりと悠里の中に沈んでいく。

初めての異物感に、悠里は苦悶の表情を浮かべる。

しかし、熱くなった彼女の身体は、すんなりと剛士の指を受け入れてしまう。

頭が、真っ白になっていた。

ただ、剛士に征服されていく自分を、感じていた。