この作品を読んだことで、幼少期、トイレに行く手前にあった洗面所に、一枚の鏡。しかも、その向かい側には風呂場の鏡も。それに妙な怖さがあったのを思い出した。ちょうどその当時、『4時44分 鏡の前に立つと……』みたいな話をテレビでしていて、それも相まって鏡もトイレも嫌だった。よくある話だけど、改めて考えると本当に鏡には何かありそう。そんなことを思い起こさせる作品。