第7話 決着ッッッ!!!
ホーネットの周りの水は纏う
装甲はより薄く軽装の胸当てとなり
ドレスのスカートはミニスカートになり
へそはでている
『宝具…トライデント・メイルストローム可能になったぜ』
カイニスの声が聞こえる
が…
「なんですの、この薄い軽装は!?」
ホーネットの咆哮は轟く
ーーーーーーーーーーーー
観客席
《セシリアサイド》では…
(懐かしいわね…、ねぇセシリア…。このホーネットていうプレイヤーの初々しい
セシリアの脳内に声が聞こえる。
『フレイヤ、珍しいね、貴女から喋るなんて…。』
どうやらフレイヤはセシリアの英霊らしい。
『しかも…あのカイニスねぇ…。これはかなり荒れるわね。』
「そうね…ここからはノンストップのハイライトのクライマックス。つまり決着がつく。」
スクアーロは興奮をしている。よだれを垂らしながら
「ホーネットと
スクアーロはうわ言のように壊れたCDプレイヤーのように連続で繰り返し言う
(なにこれ!?、ちょっとカオスが極まりない過ぎじゃないー?!)
リズベットは若干引いている。そりゃあこんなスカアーロの顔を見たら誰でも引いてしまう。
《タルトサイド》では
「人はいかなる絶望でも諦めなければ奇跡を起こせる。例え現実的不可能でも…」
ホルダーはボソッと小声を放つ
「おっ!、最高の名セリフ!。そんで最高に熱いよ!ホーネット!!」
ソーニャも興奮を隠せずにいる
ジーナは呆れている。が、右手の拳を握っている
(なに興奮してるの。にしても驚いたまさかこの土壇場でライドを出来るように為るなんて。ホーネットの何かしらの理由が引き金を引いたのかしら。)
チラッとタルトの方を向くと…
「な!?」
思わず驚いてしまう
「やっべーよ、この展開は最高に熱いよ。熱すぎるよ!。この土壇場でカイニスに認めるなんて。最高にイカれてるよ、普通 こんな
タルトの身体から赤や青や黄色や紫や緑などといった様々な色彩の
何より
「
「ちょっと!、いきなり酷いんだけど!ジーナ」
再び《ホーネットサイド》では…
ホーネットはとにかくザンザスの弾幕から避けている。寸での一歩手前でギリギリに躱す。
(おいおい、反撃はしないのか?。ホーネット)
カイニスの問いかけにホーネット
「あと少しで慣れるから少しお待ちになってくださいまし」
笑みを浮かべた!
「クックック、カス最っ高にイカれてるな!!!。カスが!!!」
ザンザスも嗤いが止まらない、だが余裕の表情をしている
(クックック、ザンザスもヤベぐらい嗤ってるな)
ベリアルも、嗤う
ホーネットの動きが良くなっている。
いや…ザンザスの攻撃を一つ一つ見切り躱している。
《タルトサイド》
「
タルトの説明にジーナやソーニャも、ホルダーも納得した
だが…
「あれ?、てことはザンザスさんも同じ?」
タルトは頷く
「これはかなりのハイレベルのシーソーゲーム!。そんでホーネットにとってはターニングポイント。さぁ…どうするホーネット…半神カイニス」
ホルダーはまじまじとタルトをみるジーナやソーニャには見えていないのか、分からないが
タルトの身体から様々な色の光が出ていることに
(綺麗…まるで虹みたい…)
その時バリバリと、
ホルダーの体が痺れる
タルトはある方向をみる、
「へぇ…、貴方も感じてるだ。ちょっと用事を思い出しから後はよろしくね。すぐ戻るように努力するから」
タルトはあぁ言ったが…
なにか面白いのか分からないが不敵な笑みを浮かべていた
ホルダーはある方角を見る。右あたりかわからないがその辺りからバリバリと、雷のような電流があふれ出ている、だが誰も感じていないジーナもソーニャも気にしてなさそうだ。
(あの雷のようなバリバリは一体?。それにタルトさんが行った場所はちょうど雷のでている辺り。なんか凄く不安です)
《セシリアサイド》
「!、このバチバチの雷のような鋭い闘志は…!?、まさか
セシリアは嬉しそうに叫ぶ、まるで子供のように無邪気に、無垢に表情で。
リズも、スクアーロもこの雷を生み出している人物の正体をわかっている
彼しかいない…、彼が何年かぶりか闘志を鋭利な雷のようなバチバチを放っている。これは間違いなく。彼しかいない…
《?サイド》
タルトは薄暗い廊下を進むそこにある人物がいる。その男は首に雷のようなタトゥーがある、そして身長は180cmはある。
瞳は
「やぁ…。貴方がセントラルを代表する、ギルド
ヴァルハラのジュエル世代…アレキサンドライト
、確か二つ名は…そう。」
タルトはくすくすと小さく笑い。
「雷鳴のアレキサンドライト。ラクサス・ランドグリーズ。」
男、
「何か勘違いしていないか。最初のジュエル世代。
水晶の称号を持つ者がこんな女とはな。
タルト・ハートフィリアよ。アレキサンドライトは他人が勝手に与えられた
ドライな返事にタルトは
「ふーん。ずいぶん冷たく冷めたエゴだこと。この調子なら間違いなく。ギルドは、ヴァルハラは終わるね。」
その言葉にラクサス顔に血管が浮かびでる。
「あっ!これは本当に思ったことを言ったから。なら証明しようか!救世主の私がどれくらい強いかをさ、そんで…貴方が思っている外の世界の常識を知ることになるから。」
《ホーネットサイド》
大体分かりましたわ。ザンザスさんの攻撃パターンが。
1。距離をとると炎属性の弾丸が雨あられのように対象の体を風穴を開ける。その威力を現地点で
2、逆に距離を詰めるとインファイトによるカウンターをぶちかまされる。その威力はかなりある。
3、カスと呼ぶが口が悪いがかなり冷静にデュエルの状況を理解した上で合理的な変化弾を錬成している
その三を抑えれば。何とかなる…
てっ
なるか!?
レベルも経験も武器も装備も何もかも
「おい…。何思考を停止してるんだ、舐めてるなら、カス死ね」
ザンザスは魔弾を放つ。その魔弾は一つ一つ人を殺せる威力を持っている。火の粉は少しでも触れればあらゆる物を焼き尽くす炎そのもの。
(どうすれ、勝てる…カイニスさんの
【おいおい、少しズラが良くなってきたんじゃねえかホーネット…。ならいい必殺技を教えてやる。直線の高速突きだ。名は】
ホーネットの脳裏に生前カイニスの使ってた必殺技が浮かんでくる
この必殺技なら自分でも出来る!!
ホーネットは槍を先端のギリギリまでになるまで持ち、そして…そのありったての力を
「!?。何だこの異形の槍を先端を持っている。」
ザンサスは始めて警戒態勢の防御形態に入る
「行きましてよ!、カス弾バカ悪魔ザンサスさん!!。」
(なんだ…この悪感はさっきまでホーネットは、ただの雑魚だったのになんだ、このそのしれない深海に沈むような悪感は)
放つ!!
「
ホーネットの必殺技、生前カイニスが得意として一直線の高速連続突き。
ただただ一直線に高速連続突きをする
「確かにこのまま受けたらカスやばいな!。だが!な、ストレートなら対処はカス簡単だ。喰らえ。
マルチショット!!」
ザンザスは魔弾を放つ、ホーネットの右と左に挟むように同時に
「キャスト!ウォーターベール!!」
ホーネットはギリギリに水属性の魔法、ウォーターベールを唱える
ジュワ…
炎属性と水属性はぶつかり合い水蒸気となる
「カスくたばれ。ヘルファイヤー!!」
ザンザスはとどめをさすために再び得意の必殺技ヘルファイヤー二度目を使う
(待て!?。おかしい、この違和感はなんだ。まさか上か!?)
ザンザスは上を見る
なぜホーネットは上空にいる
その時だ、ホーネットの持つ槍は巨大な水の槍となっている
(ギリギリでオプション。スカイウォークを発動して良かった!!)
オプション スカイウォーク。空中ジャンプ使用可能にし、空中にある程度滞在できる。更にマナを消費すると長時間空中滞在や連続ジャンプ可能(個人よっては5回連続ジャンプ可能)
「はっ。そんな巨大な槍で俺を倒れると思っているのか?、カスが!!」
「挑戦しろ、
メイルストローム!!!」
槍の尖端は勢いよくドリルのように回転する。
これは
ホーネットの宝具と落下エネルギーを足した事で
「そんな。単純な宝具は躱せる。なっ!?。しまった」
ザンザスは回避行動をしたくてもできない。
ザンザスは熱処理をしている
「決まれ!!!!ですわ。」
「クソカスがーーー!!!」
ザンザスの身体に、貫く。ホーネットの一閃が。
静寂が、
応える
WIN ホーネット!!
わぁーーーー!!!!
〈タルトサイド〉
「そのまま意味だよ。今の貴方はこのままギルドヴァルハラのギルドマスターに成ったら良くてもアースガルズ国家ランキングの最下位になるし。貴方はレジェンドにも慣れない。まぁそれは置いといて聞いてよ。どうやらホーネットは勝ったみたい!。
そのうち、デュエルしよう、ラクサス。貴方のエゴを夢を楽しみにしているから」
タルトは無邪気にステップをしながらホーネットのもとに向かう
だが
「俺が…。レジェンドになれない。それならいい。俺はあいつのセシリアの夢を潰した。なら死んだほうマシだ」
ラクサスは拳を握る血が出るほどの力で
〈ホーネットサイド〉
ホーネットは槍をゆっくりと抜く
なるべく傷をデカくならないように抜く
(こいつ…、狙うまでたのか…俺の弱点を)
だが…、ザンザス不思議と悔しくなったか。
「俺の弱点を分かったの?。ホーネット」
素朴な質問をしてしまった。
その問いかけに自信満々にホーネットは答える、
「えぇ、ザンザスさんの弱点、熱処理に数秒かかることに。だから
「俺を信じた?、カスがどう言う意味だ。」
ホーネットは始めて感じている、あの感触を。
「死角とかではなく、貴方は熱くも大胆でもない。冷静かつ繊細。そして。なら同じ必殺技使う状況を作るしかない。でも…その為には耐えるしかない。一撃を決めるためにその為には今出来ることを死ぬ程考えました。だから切り替えた今出来る最高の挑戦を!」
イカれてる!!
こいつ…、
「ホーネット!!!」
タルト達の声が聞こえる。
だがある事をホーネットは忘れている。
「ホーネットさん。早くタオルを受け取って下さい!!」
なんかホルダーが顔を赤くなっている。そんで何故かジーナは怒っている。
小声で「なんて…デカいのよ」この隠れが
?
ザンザスも徐々に赤くなる
数秒…、ホーネットはある事に気付き悲鳴を轟く。だがときは遅し、観客は歓喜を轟く
クエスト
真名 ベリアルのプレイヤーの勧誘。クエストランクA 。
報酬
クエストクリア!!!。参加席 一席(一グルーブ)
翌日
ホーネットは表情が暗いそうあのあとは死ぬほど後悔してしまった。ホーネットの上半身が特に胸を観客に見られたことに。その後なぜジーナにブチギレれてしまった。
なんでジーナはキレたのかは謎だが
「そんで、ホーネット。貴女はどんな理想の自分になりたいの?」
タルトの問い掛けにホーネットは応える頭を。空っぽになり
難しく考えずシンプル簡単に
「理想の自分はホーネット
「なるほどね~。ならクエストをデュエルをとにかくできる限り経験しないとね。」
タルトはニカット笑う
その後ろにはザンザスがいる
「言い忘れるならよ。俺の存在を!?、カス共が。」
「うるさいですわよ、この負け犬悪魔が!」
「あ?。テメー今なんて言ったか、たまたま運良く勝てただけの雑魚魚が」
二人は喧嘩が始まった
だが…
「あっ、そうだ、私、明日用事があるからトレーニングは私抜きでやって、テレビの取材があるの!」
タルトは嬉しそうにクネル
「あと昨日、アレキサンドライトの称号を持つジュエル世代ラスサスにあったけど」
その言葉にザンザスは止まる
「いろんな意味で残念な人だった。生ぬるい静電気を出す冷めた冷たいプレイヤーだったよ。あれが私と同じジュエル世代なのかと疑ってしまったよ。」
思わずため息をはいってしまう、
だが
どん、ザンザスはタルトの頬にビンタを入れる
「カス巫山戯るな。訂正しろ、ラスサスが生ぬるい静電気を出すプレイヤーだと何も知らないクソカス共が!!。」
これは明らかやばい!、
下手すると義勇軍は崩壊してしまう。
でも…その危機を、乗り越えた先何があるかは今は言えない
私が継承された、英霊は……。天地がひっくり返る程に超低確率で超絶レアエクストラクラスのメシアです。〜義勇を抱く彼女は救世主《世界を救うのは勇者と誰が決めたのかな?》 ユユユユーユ・ユ・ユユ @yu0416
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