第7話 あとがき

 読者の皆さん。『莉奈とサトちゃん』を最後まで読んで下さってありがとうございました。


この作品、夏目漱一郎には珍しい数少ないラブコメジャンルの作品です。……いやちょっと違うな……最近まで僕も知りませんでしたが、『ラブコメ』というのは男性が主人公の作品を指すらしくて、女の子が主人公のコメディチックな恋愛小説は違う呼び名があるんでしょうか?


 この話の最初のページに、お母さんの言葉があります。


「女はね、な事なのよ」


これは、果たして誰のお母さんの言葉なのでしょう?


普通なら、莉奈のお母さんと考えるのが定石でしょう。


しかし、実は別の見方があるのにお気付きでしょうか?


それは、このお母さんが二十年後の莉奈の在る日の姿であり、自分の娘に伝えた言葉……という解釈です。それが、第6話の最後の莉奈の言葉につながってくるのです。


最後に、こんな稚拙な作品にお付き合いいただき、本当にありがとうございました!


                                夏目漱一郎


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莉奈とサトちゃん 夏目 漱一郎 @minoru_3930

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