映画、スマートフォン、訃報、この三つは本作品のタグです。これを見て、あなたはどのような物語を想像するでしょう?きっと、予想を裏切られることでしょう。短編とは思えない満足感のある作品となっております。ぜひ、お手にとってみてください。
※読み合い企画からのレビューです主人公である啓子は、映画館で電話に出ようとするマナーの悪い男・影山の隣に座っていた「なんだって! マリが死んだ?」そんな言葉が気に掛かり、彼女は影山の後を追う──というあらすじの本作品、短編ゆえにネタバレを回避すると非常にレビューがしにくいだが、影山にとって、マリが大きな存在であったことはわかるだろう悲しみに暮れる影山と、彼を慰めようとする啓子意外なオチが、あなたを待っている