配達

 私は、旦那だんなとよくおたがい家の中にいても、ラインでやり取りをします。


 その日も、旦那と私は一階と二階でラインのメッセージを送りあっていました。

 私が二階のベッドから。旦那は一階のリビングからです。


 私は、普段からベッドに棲息せいそくしているのですが、この時は、あたまがふわふわして、立っているのがつらかったのです。


 私は、一階の旦那に助けを求めます。


「めまいがひどい!」

血管けっかんか!」

「分からん〜。ふらふら」

鉄分てつぶん

「下にりたくない」

配達はいたつ鉄分」


 どうやら、旦那が鉄分のグミを持ってきてくれるようです。

「ありがとう」のスタンプを押して待つことしばし。

 旦那が笑顔えがおで配達に来てくれました。


 私はグミを受け取り、食べて……。

 そうしたら、旦那が悲しそうに言います。


る気満々まんまんだったのに……」


 見ると、旦那の枕元まくらもとにガッツリとにゃんこのいたあとがあるではありませんか!


きパッドかえる?」


 そして、寝ようとしていた旦那と、フラフラする私は、後片付あとかたづけをする事になったのでした。

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エッセイのようなもの(二) 汐なぎ(うしおなぎ) @ushionagi

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