孔明夫人が水賊!というユニークな設定の短編。漢籍から引用多数の本格中国歴史譚。頭脳の回転が速すぎるゆえかマイペースでどこかすっとぼけた孔明が自分と解釈一致。なぜかディズニープリンセスっぽい雰囲気を帯びている黄夫人も好感。船頭もいい味を出している。「孔明のヨメ。」とはまた違った孔明の嫁とり談を楽しむことができる。
シンプルに黄夫人の好感度が上がる小説だと思います!
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