悪役令嬢ものの最初のハラハラ感は、いつ読んでもタマラナイ!!そして、書き手の情景描写が更に物語へと没入させる。困難に立ち向かう主人公が本当の幸せを手にした瞬間、素敵な感動に出会えます。ただ、イケメン騎士団長にヨダレを垂らさないよう。皆様もお気をつけ下さいまし。
主人公は、落ち度はないのに、婚約破棄をつきつけられる。でも、主人公は、めげない。それどころか、婚約破棄をつきつけられた直後、舞踏会で一人、くるくると、美しくダンスしてみせる。笑顔で。何故なら、魔法の研究にしか興味のない彼女の目には、水中都市の美しさしか写っていなかったのだから───。しっかり「ざまぁ」も回収され、ハッピーエンドです。綺麗でロマンチックなラブストーリーですよ。