新魔王は男色好き〜勇者のオレが男ハーレムのリーダー？〜

第４話・男のたくましい肉体と愛を知ったオレは男ハーレムのリーダーになります（ラスト）

　ベッドでシャルルーズさまの寵愛を受ける一連の行為が終了して、火照った体に残る心地良い虚脱感と恍惚感に満たされたオレは。

　薄い毛布一枚を掛けて、並んだ仰向けの下半身を隠して横たわる。

　新魔王シャルルーズさまの腕枕に安堵しながら、シャルルーズさまのたくましい胸板を撫で回した。

　潤んだ瞳でシャルルーズさまの顔を眺めながら、寵愛を受けてすべてが変わったオレは呟く。

「オレ、やってみます男ハーレムのリーダー、どこまでやれるかわかりませんが……新魔王さまから受けた、男の肉体の味と男愛を、男たちの体と心に刻み込みます」

「期待しているぞ、勇者」

　オレは、シャルルーズさまのお言葉に涙を流しながら。

　裸のシャルルーズさまに抱きついた。

　　～おわり～