心想

「好き」とは 「愛おしい」とは なんだろう

きっと決まった形はなくて

時間をかけて 水を注ぎ続けるものだと 私は思う


そうしていつの間にか 実って浅緑に染まり

言葉を交わしたり 一緒に過ごす毎日が

花となって紅に染まる


それから時間の流れが 増えるとともに

水を注ぐ回数も増えて 大きく育てていくことが

とても大切で かけがえのないものだと感じる


水を注いだものが すべて育つのではなくて

お互いに注ぎ続けたものだけが 育っていく


それがまた どこで折れてしまうかは わからないけど

できるなら「一緒に最後まで」がいい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

方恋の香り 音奏 @otonaon

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ