第24話 我が家で大ヒットしたしかけ絵本 (子育て)

 今回は我が家の子供たちに大ヒットした、しかけ絵本のお話です。


 一話目以降だんだんとPVが減っていってしまうのは、カクヨムの創作論によるとトップランカーでも共通の事らしいですが、本エッセイも例に漏れず段々と減少していっています。


 ところが本エッセイの場合は、第8話、第9話の絵本のところで一度PVが盛り返しているんですよね。いい傾向です。『子育て』タグを付けているので苦し紛れに絵本の事を書いた記憶があるのですが、何が好まれるかは本当にわからないものです。今では『絵本』タグもつけています。


 ということで需要があるのならと、今回もカンフル剤として絵本の事を書こうと思います。


 サブタイトルどおり我が家で大ヒットした、しかけ絵本達です♪(敬称略)


 まずは前回の絵本の話でも登場している「エリック=カール」の『はらぺこあおむし』

 あおむしが食べたところの本に穴が空いていく様子と綺麗な原色の絵が2歳頃から大ヒットでした。


 同じくエリック=カールの『パパお月さまとって!』

こちらは、なが〜いハシゴをしかけ絵本のページいっぱいに使って、パパが本当にお月さまを取ってきてくれるお話ですね。3歳頃からの大ヒット。


 エリック=カールのしかけ絵本は他にも4冊持っていましたがこの2冊が我が家のエリック=カール二大巨頭でした。


 続いては、「いりやま さとし」の『ぴよちゃんのしかけ絵本シリーズ』中でも『ぴよちゃんとさわってあそぼ めくってばぁ!』は大ヒットでした。かわいいひよこのぴよちゃんに子供たちはメロメロ。自分でペラっとめくってはニコッと笑っていました♪こちらは1歳頃から。


 「ベティ=アン=シュワルツ作・ドナ=ターナー絵」の『にじをつくったのだあれ?』絵本をめくるたびに、リボンの虹が1本ずつ生まれてくるしかけ絵本。色に興味をもちつつ、しかけに大喜びでした。こちらは3歳頃から。

 

 「五味太郎」の『まどからのおくりもの』

サンタさんが窓から中の様子をのぞいて、動物の子供たちにピッタリのプレゼントを贈るのですが、外から見えるのは体の一部なので実際にはサンタさんの勘違いで間違ったプレゼントになってしまいます。寓話の要素を含んだしかけ絵本です。こちらは2歳頃から。


 「デビッド=A=カーター」の『あかまるちゃん』

1から10までの数のいろいろな形のしかけの中に、赤い色の丸が1つある、というしかけえほんです。かなり複雑な飛び出すしかけなので、はじめて読んだときは大人の方が興奮していました♪


 シリーズで『くろまるちゃん』もあります。どちらの絵本も、絶対に子供に触らせないなら3歳頃から。自分でめくる許可を与えるのはもう少し成長してからの方が良いでしょう。繊細なしかけなのですぐに壊されてしまいます。複雑な作りなのでお値段が高めの3000円オーバー。壊されると親は泣いてしまいます。


 学研の『はっけんずかん』シリーズ

窓あきのしかけを効果的に使って、発見やおどろきの体験が面白くなってくる図鑑です。「めくる」という動作をすることにより記憶に残りやすいのかな? と思いました。3歳頃から読み聞かせを楽しめて、5、6歳頃には一人で読めるようになりました。大人も程よく楽しめる図鑑でした。


 全体を通して言えることは、しかけ絵本はめくる事自体が楽しいことなので、お子さんがめくっていると破れたり壊れたりします。その時にわざと壊している場合以外ではそんなに怒らないであげてください。


 興味を持って読んでいる結果なので、「本も破られると痛がっている」というような諭し方をすれば幼いお子さんにも十分に通じると思います。


 親はグッと我慢して、後で泣きながらセロハンテープで貼り付けてあげるのも、いずれ大切な思い出となることでしょう。


 

 ◇◇◇


 絵本の事に興味がある方はこちらもどうぞ。


『第8話 私の人生を決めたかもしれない絵本(子育て)』


https://kakuyomu.jp/works/16818023213199220760/episodes/16818023213641513716


『第9話 うちの子達にメガヒットした絵本(子育て)』

https://kakuyomu.jp/works/16818023213199220760/episodes/16818023213718659433


 

 

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