第14ー4話:次の場所へ

「で、どーすんの?」


「109とかセンター街とか♪」


ここは日の出づる国の首都じゃない。


「スクランブル交差点♪」


だから、日の出づる国じゃないって。








「鬼ごっこしよ。豪邸で。」





燐無さん。その鬼ごっこって、鬼ごっこ?


「うん。タッチして、鬼~のやつ。逆にほかの意味の鬼ごっこある?」


「いや。意味は『一人が鬼になって、他の者たちを追い回し、つかまった者が次の鬼となる子供の遊び。』だ。」


うん。それはいいよ。私も鬼ごっこは好きだし。そういった広い建物でするのはいい経験になると思うよ。


「何か言いたいことでもあるの?作者さん♪」


いや、豪邸どうするのかなーって。


「それは、筆の御四家くらいしかね♪」


「御三家じゃなくて、御四家?」


なにそれ。筆つったら、熊野と川尻の印象。


「確かにその2つもあるな。お前ら、残り言えるだろ?」


「・・・(真剣な顔をして)分かんない。」


「さすがにヒーローでも苦手なことはあるよ♪」


「お前らなぁ・・・。」


まぁ、燐無さんはなんかよく分からない出自なんで、免除として。曲男に関しては・・・もういいや。正解どうぞ。


「豊橋族と奈良族だ。」


なるほど。ねぇ、燐無さん。


「なあに?」


もしや、全部回って全部するとか言ったりしないよね?






「・・・う、う~ん!あたりまえじゃん!私がいくらそんな楽しいことをするわけ・・・。」


今、『私がいくらそんなをするわけ』って言った?


「一つ決めればいいんでしょ!」


君みたいに体力やらステータスおばけがみんなだと思わないこと。そこの男子組は希望とかあるの?


「俺は大体知ってるからな。」


そうだねー。


「オレは姫がいれば♪」


そうだねー。(と言いながら、爆弾を投げてあげる。)


ドーン


「ちょっ、やめてよ作者さん♪」


ドーン





ドーン






ドーン






「よし!」


ドーン


あ、決まった?



「熊野にする!」





おっけー。じゃ、レッツゴー!


ドーン


(曲男・・・。知らん。さらば。)









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文具的RPG的綺想譚 庭野朱凜 @Niwanoakarinn

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