第14ー3話:そんなギャラが。

「で、その奉行所は何だったの?」


確かに。


「帰り際に『ギャラ』って言ってたな。」






そんなギャラガ!




「やっぱり作者だったか。」


・・・奉行所、出してみたかったから。エキストラとやらを集めてみました。てか、その前にエキストラしてみたかった。


「作者に演技は向いてないな。」




なして、そんなこと言うの!?



「『この役です。』って言われたときに、『いや。私、そんな人生じゃないよ。』って言い返す奴に向いてると思うか?」


・・・知らん。


「その上、エキストラというネタバレの守秘義務があるものが作者には耐えられると思えん。」


・・・それはそうだ。


「とりあえず、ギャラを払ってやれ。」


めんどくさいなー。


「それ以上サブ作者を困惑させてどうする。さっきも、『演出?どういうこと?』と困っていたぞ。」


*なぜそれをしっているのだ・・・!


「遠くから聞こえてきただけだ。で、ギャラは何文にするつもりだ。」


・・・500文くらい。


*500文ってどんくらい・・・?円になおしてください・・・。


今考え出したアドリブ通貨。多分、日本円と同等の価値。


「流石に500文は安すぎる。」





じゃーあー、700文。(渋々・・・。)






「いやいやそこは10000文!」







「なんなら倍の20000文♪」





勝手に競るな!てか、エキストラってなんぼもらえるの?


「平均で1000~5000文だな。」


じゃ、2500文で。


「決めただけになるなよ。」


めんどくさ~い。


「はぁ。別にそのまま渡す手もあるが、ここは文具連合王国だぞ。」


「なるほどね♪」







(作者。読むんだ・・・。行間を・・・。空気を・・・。)・・・。












「そゆことか。」









(考えるな。感じろ・・・。I'll be back.)・・・?







「作者さんなら、よゆーっしょ♪」















・・・分かんない。





「ICT活用度99%。戸籍作成時にデジタル口座も作成。」


「個人情報を本人の動脈データと紐付け♪」


え?お金を送れと?


「そうだ。何か問題あるか?」


いやいや・・・。ありまくりだよ。このご時世に、なんてことを。




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