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  • あとがきへの応援コメント

    結局、378首全て読ませていただきました。
    この「吐露」という令和を代表する秀歌集が、
    より多くの読者に読まれますように。
    とにかく、
    一年間、お疲れ様でした。
    そして、目の覚めるような数々の短歌を、
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    こちらこそ一年間のお付き合い
    ありがとうございました

    作品にこんなにも沢山の反応を頂いたのは
    初めてで、嬉しい驚きでございました

    心より深く感謝申し上げます

    これからも精進して参ります

  • 377への応援コメント

    今日で「吐露」公開から一年ですね。
    おめでとうございます。🎉🎊🏆
    すごいなあ。継続は力なり。

    この短歌も秀逸。
    上の句。断末魔が海を越えろと言ったのは、
    人類史上、寧依さんが初めてでは!
    下の句。
    ここで生きたと
    ここに生きたと
    美しい対句が胸を打ちます。
    脱帽の1首!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます

    海を挟んでこちらとあちら
    個々の事情は違えど根を同じくして
    叫ばざるをえなかった命の多いことを
    考えた一首でございます


    お祝いのお言葉ありがとうございます

    おかげさまでどうにかこうにか
    一年間投稿を続けることができました

    頂戴いたしましたコメントの数々
    どれ程励みになったことか
    改めて感謝申し上げます

    本作はこれにて
    一区切りとさせていただきますが
    新たに投稿を始める予定でございます

    お暇な時に
    またどうぞお立ち寄り下さいませ

  • 362への応援コメント

    なるほど。
    なんか哲学的。
    主人公はなぜ海に来たのか。
    それもわからないまま、ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます

    知識は身をたすくと申しますが
    「知る」と「識る」両方持ち得なければ
    世界を捉えることはできないでしょう

    つまり「しる」とは
    物事の根源なのではないでしょうか

    波にさらわれぷかぷかと
    そういう事が浮かんでは消える
    今日この頃でございました

  • 348への応援コメント

    歌の言葉自体が血まみれなのかもしれない、
    そんな凄みを感じました。
    なお、
    近況ノートへのコメントありがとうございます。
    勝手に推し歌人として紹介してしまいました。

    作者からの返信

    こちらこそでございます
    日頃の応援も重ねて感謝申し上げます

    清い手で清き言葉を綴るに
    到底及びませんので

    せめて流したものに恥じぬよう
    己が言の葉を大切に詠んで参りたいと存じます

  • 344への応援コメント

    情熱的な恋の短歌ですね。
    初句「払いのけ」が、うまいなあ。
    何を払いのけたのか分からないのですが、
    それがいいんです。
    そして、
    下の句の「鼓動が叫ぶあなたの名前」。
    擬人法なのですが、なかなか普通はこうは言えません。
    秀歌でしょう。

    作者からの返信


    ありがとうございます
    お褒めの言葉大変光栄でございます

    感情の発露を
    ドラマティックにとらえることが
    できたかなと思います

  • 341への応援コメント

    新年らしい祝いの短歌ですね。
    引き続き、
    本年もよろしくお願いいたします。🐍

    作者からの返信

    あけましておめでとうございます

    昨年は大変お世話になりました

    こちらこそ
    本年もどうぞよろしくお願いいたします🎍

  • 330への応援コメント

    芥川龍之介の「蜘蛛の糸」。
    あの主人公も助からなかった。
    救いは何処にあるのでしょうね。

    作者からの返信

    蜘蛛をみかけると
    「ぞうさんと蜘蛛の巣」という童謡と
    「蜘蛛の糸」の絵本を思い出します

    前者は蜘蛛の巣にかかった象が
    一人、また一人と巣に呼び込んで
    最後は糸が切れて全員穴に落ちます

    後者もまた糸が切れます

    この世に救えるものは無いからこそ
    救いを疑わずにすむように
    人は信仰するのかもしれません





  • 310への応援コメント

    めちゃくちゃ切ない恋の歌ですね。
    「そのままぎゅっと終わりにしてよ」なんて言われたら、
    お相手は一層強く抱きしめてしまいそうです。
    上の句の緩和から、
    下の句の緊張。
    作品としての構成も見事です。
    それにしても切ない恋歌!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます

    恋しい人か憎い人か
    或いは死神か

    切実であればあるほどに
    恋の様相を呈するのやもしれません

    誰を浮かべて歌をよむのか

    それによって情景の変わる所も
    短歌のたのしい所でございましょう

    願わくば人の想いを多様に込めた歌を
    詠みたいものでございます

  • 306への応援コメント

    上手いなあ。
    こんな短歌見たことがありません。
    サスペンスホラー短歌。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます

    幼い頃
    カナリアは美しい声の代名詞
    と認識しておりましたので
    はじめて「炭鉱のカナリア」を知った時
    坑夫の過酷な労働環境と
    死んでいく小鳥を想像して
    酷く悲しくなったものでございます

    慣用句として
    何らかの危険が迫っている
    という意味があると教えてくれたのは
    どなたでしたでしょう

    先行く道より振り返る道に
    思いを馳せることの多い日々です

    自由と喜びのために歌うカナリアであって欲しいと切に願っております




  • 300への応援コメント

    300首到達ですね。
    おめでとうございます。🎊
    この分量だと歌集と言っても過言ではないでしょう。

    この300首目の短歌。
    まさしく思いを吐露していて、
    寧依ワールドが炸裂しています。
    怒りと華、愛と狂、
    相反するものが相克するようにポエジーを奏でていますね。
    記念すべき300首に相応しい秀歌でしょう。

    作者からの返信

    お褒めの言葉大変嬉しく存じます

    百首を迎えましたことも
    驚きでございましたが
    三百とは、
    ずいぶん遠くまで来たように感じます

    もう少し、あと少しだけ
    筆を置かずに過ごしてみようかと思います

  • 281への応援コメント

    おみくじですか。
    神様にまで嘘をつかれたら、
    何を信じればいいのでしょう。
    しかし、
    そこには何者にも縛られない、
    一人の人間の強い覚悟が感じられました。
    この短歌は佳品でしょう。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます
    お褒め頂き光栄でございます

    神様にまで嘘をつかれた

    という実際に耳にした印象的な言葉から
    着想を得た作品でございます

    私自身、新年などに御神籤を引きますが

    占いにおける人と神の関係というのは
    つくづく不思議なものだと感じます

    100円玉で何から何まで神から答えを得ようと交渉するのですから、
    御神籤を引いた時点で
    自覚のあるなしに関わらず、ある程度覚悟が決まっているのかもしれません

    まして当たるも八卦当たらぬも八卦と
    吉凶の好きな部分だけを信じて行動するなら殊更でございましょう

    人は案外自分の意思で立っているものです


  • 編集済

    250への応援コメント

    250首到達ですね。
    おめでとうございます。
    さて、この短歌、
    素晴らしい出来映えだと思います。
    まず、
    足音に蓮の香りがついてくるなんて、
    お釈迦様でしょうか。
    しかしその仏様的存在がいても、
    「この世は地獄」と言い放つのですから、
    一体この主体は何者なのでしょう。
    想像が無限に広がる傑作でした。

    作者からの返信

    お褒め頂きありがとうございます
    大変嬉しく存じます

    折に触れ「救い」について
    考えて参りましたが
    未だ答えは見つかりません

    おそらくは生きる間に
    答えを知ることのない問いでありましょう
    そもそも答えなど無いかもしれません

    誰が誰をどれくらい救うのか

    救えぬ者、救わぬ者の有り様を
    方々はどのように
    見ていらっしゃるのでしょうね

  • 242への応援コメント

    第2回カクヨム短歌・俳句コンテストの
    短歌・俳句カクヨム100選に選ばれていましたね。

    「仕方ない 琥珀に君を閉じ込めて未来で復活させてもらおう」
    ゲストの歌人・渡邊新月氏が短評で褒めていましたよ。
    取り急ぎ、おめでとうございます。🎊

    賽の河原の歌も寧依ワールド炸裂でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます

    たった今確認して参りました

    どの歌も自分で気に入っておりますが
    まさか評価を頂けるとは思ってもみなかったので
    驚きと嬉しさでいっぱいです

    滝口様も百選に加え最終選考作品にも選ばれたとのこと
    心よりお祝い申し上げます🎊
    短歌だけでなく俳句など多岐に渡るご活躍、敬服するばかりでございます

  • 240への応援コメント

    240首到達ですね。
    相変わらず、上手だなあと感服いたします。
    初句の「よろめいて」という出だしも見事ですし、
    下の句の「雨の残り香が青空をのみこんでゆく」という
    視点の鋭さにも驚くばかりです。
    いつも上質な短歌を読ませていただいて、
    ありがたい限りです。

    作者からの返信

    ありがとうございます

    お気に入りの歌ですので
    お褒め頂き大変嬉しく存じます

    これからも日々精進して参ります

  • 223への応援コメント

    片想い系の短歌でしょうか。
    君との時空がずれているようで、
    そこが一層切ないです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます

    雑踏にふと自分によく似た誰かを
    或いは
    すれ違った誰かにあの人の姿を

    いるはずもない人を

    見つけたのか
    見つけたかったのか

    どちらでございましょうね

  • 217への応援コメント

    1500PV達成ですね。🎉
    おめでとうございます。🎊

    この217首目の短歌、
    心臓が蛇になっているとは、恐いですね。
    その蛇が他人の命を呑み込んで、
    この魔女めいた存在は生きているのでしょうか。
    しかし、考えてみると、
    私たち人間も、他の命を毎日いただいて生きているので、
    この不気味な主人公は、
    あるいは人間の比喩とも読めるかもしれませんね。

    作者からの返信

    ここまで欠かさずご覧頂き
    感謝の気持ちでいっぱいでございます。

    人を生かすが心臓ならば
    その反対は何だろうと考えたとき
    ふと失楽園を思い出しました

    盗んだ林檎を胃に溶かさず
    肋骨の下に隠し持って
    逃げおおせたつもりで
    本当は蛇を外へ
    連れ出してしまったのかもしれません

    然らば喰うて喰われる連鎖の中でしか
    人間は生きていけないのでしょう

  • 200への応援コメント

    200首到達ですね。おめでとうございます。
    200首と言うと、ほぼ歌集レベルの分量。
    この半年間、毎日1首更新をつづけてきた、
    寧依さんの努力の結晶が、この200首なのでしょう。
    その継続力には頭が下がります。
    さて、この200首目。
    ベランダでタバコを吸いながらの捨て台詞、
    「愛など無いわ知っていたでしょ」がかっこいいですね。
    どこか寧依さんの自画像のようです。
    創作は孤独な闘いですが、
    引き続き、微力ながら応援しています。

    作者からの返信

    ありがとうございます
    お褒めの言葉毎度励みになっております

    歌の中に見え隠れする自分と
    思いがけず目が会う瞬間に

    一体どちらが虚像だろうかと
    問うように創作しております

    孤独は耐え難いですが
    耐えねば孤独は得られませんから
    もう少しだけここにいようかと存じます

    滝口様におかれましても、
    どうぞよき創作人生であられますよう
    日頃の感謝と共にお祈り申し上げます


  • 49への応援コメント

    世界観に魅了されて拝読する度に引き込まれてしまうのですが、これは堪りませんでした。すごく好きです。

    作者からの返信

    作品をご覧いただきありがとうございます

    お褒めの言葉大変嬉しく存じます

    一日一首ずつではありますが、
    筆の続く限りは投稿しようと思いますので
    お好きなときに
    またどうぞお立ち寄り下さいませ

  • 194への応援コメント

    上手だなあ。
    憎悪をまるで保湿クリームのように塗り込むと、
    世界一美しくなる、
    なんて発想はなかなか思いつきませんよ。
    寧依ワールド、畏るべし。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    激情に魂を喰われる前に
    自分のものにしてしまおうと
    そういう強欲でございます

  • 180への応援コメント

    180首達成ですね。
    おめでとうございます。

    撒かれた灰は、一体誰のもの?
    挽歌を装ったサスペンス短歌。

    作者からの返信

    ありがとうございます

    はじめとおわり
    両方を込めた
    最初で最後の裏切りでございますのよ

    と夢で誰かに囁かれた気がいたします

  • 173への応援コメント

    ダークファンタジーのような、
    濃密な恋愛の寓喩のような、
    寧依さんらしい、凄みの利いた短歌ですね。
    まあ、この世は、
    いろいろなものが癒着して、
    キマイラみたいなものなのでしょう。

    作者からの返信

    ありがとうございます

    愛であれ何であれ
    不可侵の絆というのは
    神聖さとグロテスクの境が曖昧で
    余所者の私には畏ろしく存じます

    この世はキマイラ、共感いたします

    何もかもが輪郭を失って
    一塊になってしまうのなら
    己の形をどうして
    憶えていられましょうか

    それもまた、
    私にはおそろしいことでございます

  • 150への応援コメント

    150首到達ですね。
    おめでとうございます。

    この150首目の短歌、
    普通なら、
    君の言葉で天使に変わる、としてしまいそうですが、
    そこを軽やかに躱して、
    修羅すなわち阿修羅に変わると表現するところ、
    さすがですね。
    寧依ワールド炸裂!

    作者からの返信

    ありがとうございます

    百首を目処にと考えておりましたが
    書き連ねるうちに百五十と相成りました

    これも皆様からの有難いお言葉に
    励まされればこそと存じます

    筆をとれる間は一つでも二つでも
    言葉を連ねてみようかと思います


  • 編集済

    147への応援コメント

    私の中で見つけたイカロスは、
    生存していたのでしょうか。
    だとしても、傷だらけでしょう。
    想像が膨らみます。


    作者からの返信

    これからおちるイカロスか
    既におちたイカロスか
    きっと

    かみのみぞしる

    でございましょう。

  • 125への応援コメント

    1000PV達成ですね。
    おめでとうございます。
    寧依さんの短歌を推している
    私も嬉しいです。

    124首目の短歌、
    怖いけれど面白いです。
    地獄の底で会えたあの子は、
    かわいい死神だったりして。
    ダークファンタジー短歌。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    身の内にある言葉の供養のために
    始めたことですけれど
    思いの外多くの方に読んでいただき
    嬉しい驚きでございます。

    また私の元で生まれた言葉が
    どなたかに届いた際
    様々に解釈されるのが
    少し不思議にそして新鮮に面白く
    感じております。

    百人あれば百通りの反応が生まれる
    作品を作れたらと考えておりますので
    皆様から頂く言葉の一つ一つに
    大変感謝しております。

    今後とも精進して参ります。

  • 113への応援コメント

    恋人の言葉と、
    それに対する思いを述べた短歌でしょうか。
    平易な言葉で、これだけの作品世界を生み出すのは、
    寧依さんの天性の才能なのでしょう。
    この短歌に限らず、
    初句の切り出し方にはいつも、ドキッとさせられて、
    読者を引き込むのが上手だなと感心しています。

    作者からの返信

    天性の才だなんて
    私には過ぎた言葉でございます。
    しかしながら大切な作品たちを
    お褒め頂けるのは大変に嬉しいことです。

    ふと溢した言葉に心がさざめくような
    一瞬に魅力を感じるので
    私なりに、はじめの音を
    大事にしております。

    大切にしていることに気づいて頂けるのは嬉しいものですね。

    ありがとうございます。

    編集済
  • 104への応援コメント

    カッコイイ短歌ですね。
    結句もバシッと決まっています。
    お見事!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    思いの外格好よく仕上がり
    個人的にも気に入っております。

    この作品には
    激しい感情を
    淡々と乗りこなしていくような瞬間を
    閉じ込めたつもりです。

    ラベルに書くわ

    は誰かであり私であるのです。

  • 100への応援コメント

    話の組み方がうまいですね!お互い、創作がんばりましょうね✨

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    お褒め頂き嬉しい限りでございます。
    またひとつ頑張れそうです。

    お互いの創作人生が自由かつ豊かでありますように願っております。


  • 編集済

    100への応援コメント

    100首到達ですね。
    「てふてふのはばたきに似る春の訪れ」は、
    いかにも春の震えるような
    到来感が感じられて、美しい。佳作でしょう。

    なお、
    97首目の「死に顔が」の短歌は、秀作でした。

    作者からの返信

    とうとう100首を迎えることと
    相成りました。

    ひとつの区切りとして
    美しい言葉を並べたいと
    詠んだ作品ですので、
    お褒め頂き大変嬉しく存じます。

    創作に反応を頂きますこと、
    何よりの励みであり
    毎度深く感謝しております。

    表題「吐露」は
    この世では行き場のない感情を
    ふと溢すような作品を
    詠んでいけたらと名付けたものです。

    私にとってこの作品は
    ひとつの供養なのかもしれません。

    これからどれだけ続くか分かりませんが、
    気の向くままにお付き合い頂けたら
    幸いでございます。

  • 97への応援コメント

    なきそうになりました

    作者からの返信

    言葉から感情を掬い上げるのは、誰にでもできることではありません。
    谷さんは素晴らしい感性をお持ちですね。

    言葉に覚えがあったのか、
    その感受性の高さ故か知る術は
    ありませんが、

    あなたがなきたいとき必要とするものが
    ひとつ残らずそばにありますようにと願っております。

  • 90への応援コメント

    とうとう90首目ですね。
    この短歌は、1首目の
    「命が燃える
    燃え尽きるまで」に原点回帰して、
    さらに進化して深化しているような
    スケールの大きさを感じました。
    平明な言葉と抽象的な世界観なのですが、
    この世の本質を言い当てている感じです。
    素晴らしい。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    生きて死ぬことについて、
    殊更考えざるを得ない世界ですから

    誰の命も見失わずに
    私を全うしたいと

    殆ど叫びのように祈って
    詠んでおります。

    生きて死ぬことはかなしいのだから
    せめてかなしみを与えないように
    ありたいです。


  • 編集済

    81への応援コメント

    背筋の凍るほど怖い短歌ですね。
    まるで心という花が枯れていく、
    短編ホラー映画を観ているよう。

    けばだって、湿り、腐り、落ちてく、と
    動詞の畳み掛けが秀逸でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    花の枯れる様や、木材の腐る様は
    もの悲しいです。

    硝子で出来た心ならば
    砕けたとて煌めくけれど

    そうでないなら
    最後をどう迎えるのだろうかと
    少し恐ろしく感じます。

    失わないように歌うのか
    失ったから歌うのか

    問うために歌っているのかもしれません。

  • 76への応援コメント

    忘れたり。
    文語は珍しいですね。
    ゆえに逆に新鮮でした。
    夢の真と、現の嘘のコントラストが見事です。

    なお、
    短歌の自主企画を開催しています。
    よかったら、ご参加ください。

    作者からの返信

    色々と言葉遊びのようにできたらと
    模索しておりますので、
    こうして反応を頂けると嬉しいです。

    自主企画へのお誘い
    ありがとうございます。
    お邪魔させて頂きますね。

  • 75への応援コメント

    とうとう75首まで来ましたね。

    この75首目の短歌は、
    口語表現が秀抜です。
    ね、や、だ、かな、簡単そうですが、
    普通はなかなか使いこなせないものです。✨

    74首目の短歌も、レベルが高い。
    普通は時間が毒(痛み)を和らげると表現したくなるところですが、
    逆転の発想で作られた秀歌でしょう。✨

    作者からの返信

    いつも丁寧に作品を読み解いて下さり
    ありがとうございます。

    内側ばかり覗き込んでおりますから、
    こうして外からお言葉を頂けるのは
    大変嬉しく、また良い刺激となっております。

    衝動的にはじめた創作でありますが、
    ここまできたら100首を目指すのも悪くないかもしれません。


  • 編集済

    58への応援コメント

    57首目は、
    「まる」を多用した言葉遊びですね。
    佳作です。

    58首目は
    「うずくまり」から始まって、内面へ向かい、
    普通ならそのまま内面を描写して終わるところを、
    最後に外側の最大の存在である宇宙が出てくる展開が面白いですね。

    相変わらずのクオリティーの高さに、
    思わず目を見張ってしまいました。✨

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    言葉遊びも宇宙も
    好きなモチーフの一つです。

    気に入った言葉でリズムが調うのは
    大変喜ばしいです。

  • 50への応援コメント

    ついに50首まで来ましたね。
    そろそろ吐露することも無くなって、
    失速してくるかなと勝手に心配していましたが、
    完全に私の杞憂でした。さすが寧依さん、すごい!✨

    49首目の命綱の短歌は秀作です。
    人並み外れた発想力とそのイメージを的確に短歌に具現できることに、
    改めて感心いたしました。
    中城ふみ子という天才歌人の作風に近い感じがします。

    この先も25首ぐらいは投稿される予定のようなので、
    今からとても楽しみです。😊

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    いつの間にやら五十に達し、
    自分でも驚いております。

    溢した胸の内が器を満たしたとき、
    心と器
    果たしてどちらが私だと呼べるのだろう
    と物思いに耽る今日この頃ですが、

    空になるまで試してみようかと
    思案しております。

    作品たちを
    気の向いた分だけ愛して頂けたら
    これ程幸運なことはないでしょう。

  • 43への応援コメント

    うまいなあ。
    まるで与謝野晶子を彷彿とさせる短歌ですね。

    寧依さんのこれまでの短歌の中でも、
    五本の指に入るのではないでしょうか。

    これは秀作、
    いや傑作だと思います。✨✨✨

    作者からの返信

    偉大な歌人の名前を挙げて頂き、
    恐縮しきりでございます。

    お気に入りの一首でしたので
    お褒めの言葉を
    何度もかみしめております。

    先日頂いたレビューも素敵で
    大変に感謝しております。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    40への応援コメント

    寧依さま。

    ここまで、
    40首全て読ませていただきましたが、
    上手すぎて、毎回「すごい」と、唸ってしまいます。

    詩想の核を適格にとらえて、
    短歌に結晶させる手腕は、お見事の一言です。

    もう星は3つ付けたのですが、
    あと10個は星を付けたい気持ちです。

    それと、
    自主企画へのご参加、ありがとうございます。

    作者からの返信

    滝口アルファさま。

    全ての作品に目を通して頂き、さらにコメントまで頂戴し、光栄の至りでございます。

    星をつけて下さった事も勿論ですが、
    こうして煌めく言葉を贈って下さるのが
    何より励みになっております。
    (イチローの例えも楽しく拝読致しました)

    それから、
    自主企画に参加させて頂きます。
    素敵な企画をありがとうございます。

  • 31への応援コメント

    寧依さま。

    この1首自体が、
    美しい悪夢のようですね。

    この願いが叶った主人公は、
    人の形を失って、
    どこへ流れていくのでしょう?

    想像の膨らむ、
    ホラーサスペンスエンターテインメント短歌。✨

    作者からの返信

    滝口アルファさま。

    魂の所在がわからぬように、
    夢の在処もわからぬのかもしれません。

    在りもしないものをねだる夜を
    美しい悪夢と名付けて頂き

    毎度のことながらありがたく
    そして嬉しく感じております。

    ホラーサスペンスエンターテイメント短歌

    も素敵です、この首のラベルに書いておきます。

  • 15への応援コメント

    寧依さま。

    針のように鋭く、
    しかしポキリと折れてしまいそうな、
    繊細な言葉の並びに引き込まれてしまいます。

    バケツをひっくり返されたような
    衝撃的な短歌が多くて、脱帽です。

    作者からの返信

    滝口泰隆アルファさま。

    美しい言葉で反応を頂けるのは
    滅多に無い経験で、
    嬉しいやら気恥ずかしいやら
    大変恐縮しております。

    応援と素敵なコメント
    ありがとうございました。


  • 編集済

    10への応援コメント

    寧依さま。

    タイトル通り、まさに吐露ですね。
    全体的に痛みの感じられる、
    しかしその痛みに反発するような啖呵が表現されていて、
    心に響きました。

    面白い短歌10首だと思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    痛みに反発するような啖呵

    という言葉が胸にすとんと収まりました。
    引き出しに大切にしまいます。