ゲーセンで出会ったのは、傍若無人で心を悩ますお姉さんだった

面白くてまた一気読みしてしまいました。少年×お姉さんが大好きな自分にとってはこの上ない作品。楽しませていただきました。
他者と距離を置き続ける主人公、葛谷朗河。ある日、彼は立ち寄ったゲームセンターで一人の女性と出会う。彼女の名前は黒井黒子。ゲーム台に怒号を浴びせるその姿は傍若無人そのもの。けれど、交流を重ねていくうち、彼女の闇が見え隠れして……。
朗河と黒子の関係がなんとも不思議。お互いに依存していて。そういう関係になりそうな描写もあるのにそうならなくて。友達というには言葉が足りない。あああああ。もどかしい。早くくっつけとも言い難い不思議さ。けど、見ていて心地よすぎるんですよね。
再び出会った二人はどんなやり取りをするんだろうなあ。見たい! ぜひ温かい目で見たい!
また素敵な作品に出会ってしまいました。