第47話 キセツノタベモノ

今日のミーティングは、連載小説。

「今、連載中のものがもう少しで終わると思うのです。今は、何をやっても上手くいかないけれど、やる気が人一倍ある主人公ですが、次回作はもう書き始めていますか?」

次回作は、ひよりさんを書く予定。

『夢はもともと持っていて、その夢に向かって突き進む主人公を書こうと思っています。』

と、今書いている所までの原稿を出版社の方に見せる。

書きかけだけれど、一通り読んでいただいた。

「いいですね!次回作はこれにしましょう!書籍の方は、順調ですか?」

『わかりました。ありがとうございます!書籍の方も、ぼちぼち進んでいます。』

「書籍の方は、冬から本格的になりますので、今のうちにドンドン進めていただけるとありがたいです。あと、今回もファンレターを持ってきました!ゆっくり読んでみてください。」

『ありがとうございます。また頑張ります!』

「今月で今の連載小説を完結、来月から新作という形でよろしいですか?」

『はい。ちょうどいいと思います!』

「では、そのようにします。ありがとうございます。」

連載小説をメインに話を詰めていき、のどかさんの小説は今月で完結させることになった。

来月からは、ひよりさんを書くことに決まった。

『はい、よろしくお願いします。』

「お任せください!今日は、ありがとうございました。」

『ありがとうございました。』

ミーティングが終わり、ちょうどお昼の時間。

今、シャインマスカットやさつまいものスイーツがいっぱい出てるわよね?

今日は、それを食べに行こう!

確かこの近くに、茉里奈から教えてもらったカフェがあるはず。

茉里奈と一緒に行こうね!って約束してたけど、先に一人で行ってみようかな。


inカフェ。

秋のスイーツがたくさんある。

でもこの前、コンビニでさつまいもスイーツを買ったから、今日はシャインマスカットにしようかな。

もう少し経つと、母の誕生日が来る。

プレゼントは何がいいかな。

この間、お気に入りのマグカップを割ってしまったらしいから、マグカップにしようかな。

可愛いのを選んであげよう♪

パスタとシャインマスカットのパフェを注文する。

確か、この間蘭さんと一緒に行ったスイーツのお店の近くに、雑貨屋さんがあったはず。

電車で20分くらいだから、行ってみよう!

ついでに、私も来客用のマグカップが欲しい。

ここのパフェはSNS映えすると茉里奈が言っていたっけ。

久しぶりにSNSに載せてみよう。

今日は、ちょっと執筆をお休みしてリフレッシュしよう!

また、あそこのプリンを買って帰ろうかな。今日、誰かとお休み被ってたかな。

スマホで、シフトの画像を確認する。

茉里奈は夜勤明け、梨乃は早番、菜月が休みかな?

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