先輩と幽霊
野茨アザミ
並行する先輩Aと観測する後輩Bシリーズ
先輩が幽霊に取り憑かれたらしい。
数日前から四六時中、誰かの視線を感じるようで、こうして話をしている間にも頻りに辺りを伺っては首を傾げている。最近では自宅でポルターガイスト現象にも悩まされており、片付けた傍から弾かれるように本棚から本が崩れ落ちてくるので、戻すのを諦めたそうだ。
先輩と出会ったのは、大学のサークル活動だった。自前のカメラを首から下げた私たちは、一見どこにでもいる普通の写真部員のようだが、その活動場所は廃墟やトンネルといった心霊スポットで、人々が寝静まる深夜に動き出す。純粋に廃墟が好きな人は極少数で、殆どのメンバーの目的は心霊写真を撮影することだった。バカな活動をしている連中だと笑われることもあったが、何の役にも立たないことを真剣に取り組めるのは学生の時ぐらいだと、私たちの青春は睡眠時間と午前中にある講義の単位を生け贄に、まごうことなき心霊写真の撮影をすることに注がれていた。
画像や動画の編集もスマホ一つで簡単に完了できる現代では、子どもの頃は夏によく放送されていた心霊番組もすっかり減ってしまった。AIを使った最新のGC技術では、リアルと見分けがつけられないほど巧妙なフェイク画像を作ることができるそうで、仮に本物の心霊写真であっても、合成画像ではないかと疑念を抱かれてしまう。だから私たちは、デジタルと同時にフィルムを使ったアナログな手法も大事にしていた。一眼レフやビデオカメラ、写ルンですにチェキなど、ありとあらゆるカメラを持参してくる中、今時珍しいポラロイドカメラで撮影に挑むのが先輩だった。
「フィルム代が馬鹿にならなくないですか?」
「同じインスタントならチェキで良くないですか?」
毎度のように揶揄われる先輩は、君たちだって心霊写真を撮影しようとしている時点でフィルムやメモリーを無駄にしてるんだよと口を尖らせた。
「それに、ポラロイドの方が味が出る」
「心霊写真に味もクソもないでしょ」
と笑われる先輩は、心霊写真を撮るプロだった。正確には動く心霊スポットと崇められており、先輩が同行する撮影会では、心霊写真が撮れる確率が三割増しになるのだ。いわゆる霊場体質という幽霊を集めやすい特異な素質の持ち主なのだが、先輩には肝心の霊感が備わっておらず、その存在を感知する事はできないらしい。
他のメンバーたちがはしゃぎ回る中、先輩はいつも一人、厳しい表情でフィルムを睨み付けている。私たちが真剣に心霊写真を狙うのとはまた少し違う理由で、先輩はサークルの活動に参加しているらしい。一枚数百円するフィルムが無駄にならないように、ここぞという時にシャッターを押す先輩に対して、数打てば当たる戦法で一心不乱に連写するメンバーたちが数十分の一枚の確率でそれっぽい写真の撮影に成功する中、先輩はレトロなカメラから吐き出されたフィルムを入念に確認している。
「良い写真ですね」
「上手くいかないな……」
「一般的には映らない方が良いじゃないですか」
先輩の手元を覗き見ると、どれもこれも異常がないという点では普通の写真が広げられている。構図のセンスは抜群に良いので欲しがる部員も多く、サークルの活動実績として先輩の写真を提出することもあった。
その先輩が、幽霊に取り憑かれたらしい。
何もかもがネットで簡単に済ませられる令和の時代に、除霊で食べている人はどれだけいるのだろう。ネットで検索してみると、怪しいサイトばかりがヒットする。最近では派遣型の祈祷師も多いらしく、時代やニーズの変化に合わせて柔軟に対応している姿には、生き抜いていこうとする強い意志を感じる。しかしながら、その殆どはインチキであり、本物を捜し当てるのは至難の業だ。取り憑いている幽霊が、一体どんな存在なのか。話だけでも聞いてもらえる場所はないかと検索を続けた先輩は、とある個人事務所にアポイントを取った。
「こんにちは。電話で予約をした者なのですが」
「ようこそ、いらっしゃいました。こちらへおかけ下さい」
恐る恐るドアを開けた先輩を、人の良さそうな物腰の低い男性が迎え入れた。場所は駅ビルから少し離れた商店街の寂れた裏通りにある古い建物の三階で、人一人がやっと通れる急勾配の狭い階段を上がった先に、小ぢんまりとした事務所が隠れていた。
「どうやってウチを見つけられたんですか?」
「ネットで検索して」
「ああ、そうでしたか」
所長だと自己紹介した男は、わざとらしい驚き方をした。
「となると、心霊関係ですね」
「はい……」
小さく返事をした先輩は、遠慮がちに部屋を見渡した。本当にここであっているのだろうか。所長と名乗る男に貰った名刺にも、立ち入る前に見上げたビルの看板にも、探偵事務所と明記されていた。部屋の中にはお札や神棚といった如何にも心霊現象を専門にしていることをアピールするような備品は一切見当たらず、クラシックな家具が揃えられており、実にお洒落だった。
「メインは探偵業務なんですがね、時々、心霊関係もやっているんですよ」
「そうなんですね」
先輩の心理を読んだのか、所長が先に答える。コーヒーかお茶かと尋ねられ、コーヒーを頼んだ先輩に「しかしですね」と畏まった顔で続けた。
なんでも、基本的に心霊関係の仕事は誰かの紹介によって承っているらしく、広告らしい広告は一切出していないと言うのだ。
「でも……」
お盆を持ってきた所長は「そうなんです」と頷いた。ごく稀に、ネットに番号が載ることがあり、何年探し回ってもこの事務所に辿り着かない人もいれば、先輩のように偶然、番号を見つけてやってくる人がいる。
「どういう事でしょう?」
「んー、本当に助けを求めている人には、救いの手が差し伸べられるといえば良いんでしょうかね……」
意味深長な微笑みを浮かべる所長に、先輩は怪訝な視線を送る。果たしてこの男のは話は信用に値するのだろうか。ひょうきんな雰囲気は実に怪しいが、経験に裏付けされた余裕のようにも感じられる。いずれにせよ、今日は話を聞いてもらうだけだからと、先輩は早速相談を始めた。
「先月ぐらいから妙な気配を感じるようになりまして」
「妙な気配?」
「何といいますか、誰かにつけられているような」
「ほう」
所長はメモを取りながら話を聞く。先輩は今も何かを感じているようで視線を宙に彷徨わせた。
「時々、誰かにじっと見られているような気がして。でも、振り返ると誰もいないんです」
「ストーキングではなく?」
「ええ。最初はそれも疑ったのですが、家にいる時も視線を感じますし」
数秒の沈黙。先輩がテーブルに置いたコップが、カチャンと小さな音を立てる。
「……所謂、ポルターガイスト現象も」
「なるほど」
「流石にこれは気のせいじゃ済まされないなと」
先輩の視線に気がついたのか、所長も顔を上げて部屋を見渡した。
「……今も感じますか?」
「はい、なんとなく」
「これまでにお祓いを試されたことは?」
「いや、それが……」
先輩が言いかけたところで事務所の電話が鳴った。断りを入れて席を立った所長は、電話口で二口ほど話すと少しマズそうな表情で先輩を見た。
「大変申し訳ないのですが、霊視関係を一任している担当からでして、急遽別件が入ったと……」
「そうですか。あの、所長さんは……?」
「それが私はさっぱりでして」
と所長はばつの悪そうに頭をかいた。
「担当も今日は戻ってこないだろうと言っておりまして、また後日お越し頂くことは可能でしょうか?」
「はい、大丈夫です」
二日後に予約を取った先輩は、事務所を後にしたその足で大学に向かった。グランドの横にある古びたサークル棟の一室が、心霊写真研究会の部室だった。建て付けの悪いドアを開け、定位置である窓際の席を陣取った先輩は、軽音楽部の演奏をBGMにポラロイドカメラカメラの手入れを始めた。作業が一段落した頃、珍しく日の出ている時間に活動に出かけていたメンバーたちが戻ってくる。
「あっ、先輩!」
「お疲れ様。どうだった?」
「聞いてくださいよー、結構期待できる場所って話だったのに、何の成果も得られませんでした」
「やっぱ夜じゃないとダメなんですかねー?」
先輩が相談に行っている間、サークルのメンバーたちは数週間前から界隈で話題になっている心霊スポットに遠征していた。危険な噂が幾つも出ており、今日中にでも立ち入り禁止になるという話を聞いて、急遽撮影に向かったのだ。
「先輩が来てくれたら絶対撮れたのに!」
「あそこは絶対何かいたよな」
「鳥肌ずっと凄かったもん」
いつものようにビデオカメラで撮影していた映像の鑑賞会が始まる。壁に投影したプロジェクターの光の中で、浮かない顔をしている先輩に話しかけた。
「先輩の方は、用事はもう済んだんですか?」
「いや、まだ途中」
「もしかして女絡みですか?」
会話を聞いていたのか、横やりが飛んでくる。
「何でそうなるんだよ」
「えっ、そうなんですか!?」
「違うよ」
「先輩に彼女がいるなんて聞いてないですよ?!」
「どんな人なんですか!」
「だからいないって」
少し寝るから静かにしてくれと耳栓を詰めた先輩は、逃げるようにシーツを頭から被った。
二日後、約束の時間に少し遅れて登場した私に、先輩はコーヒーカップを口にしたままフリーズした。
「何で君が……」
「やっぱりなー、だと思ったんですよ」
除霊ができるという従業員とは私のことで、実は伯父である所長から依頼主の名前を聞いた瞬間、先輩のことだとすぐにわかった。
「もしかして心霊担当というのは」
「私ですよ」
「えー……」
先輩が困惑するのも頷ける。除霊という特殊な仕事に従事している人間が、プライベートでは心霊写真を真剣に撮影しようと試みているのだ。そんなふざけた話があるかといった表情で私を見つめている。
「サークルの方は研究目的ですよ。先輩と一緒です」
「そう言われると」
「それに私、本当に危険な場所に行く時は裏で皆を守ってるんですよ?」
先輩が依頼に来た日も、急遽決まった撮影会に護衛の為に同行していたのだ。これまでにも、雨の日なんかで活動ができない時には大抵、部員たちは狭い部室に集まって様々な交霊術を始めるので、時には本当にヤバい存在を呼び寄せてしまう場合もあり、何度肝を冷やしたことだろう。特に先輩は幽霊を呼びやすい体質なので、いつも気が気でならないのだ。先輩に取り憑こうとしている幽霊を退治するのに力を使い過ぎて、寝込んでしまったことも両手では数えきれないほどだ。
「そうだったのか……」
「そうですよ。もっと褒めてください」
実家がお寺というのもあってか、物心ついた時から幽霊が見えた。子どもの頃、気味が悪いと周りから距離を置かれた経験に、親しい人以外にはこの力のことは伏せてきた。サークルのメンバーに黙っているのは、純粋に活動を楽しんでいる彼らの邪魔をしたくないからだ。
「それじゃあ、早速始めましょうか」
「お願いします」
「そんなに緊張しなくて良いですよ。まずは霊視だけですから。いつも通りリラックスしてください」
こんな形で先輩と話をする日が来るなんて、思ってもいなかった。この力の所為で辛いことも沢山あったけど、案外悪いことばかりじゃないのかも。そんなことを思いながら、先輩に取り憑いている霊の鑑定を始めた私は、その正体にただ言葉を失うしかなかった。この先きっと、これ以上の強敵に出会うことはないと断言できた。
「視えたか?」
「はい」
「どんな女性だ?」
いつも静かな先輩にしては珍しく、前のめりに聞いてくる。
「女性?」
「あっ……」
「どうして女性だってわかったんですか?」
「いや、それは」
「何か心当たりがあるんですか?」
先輩には霊感がないはずだという私の追求に、先輩は静かに答える。
私が大学に入学する前、先輩には同学年の恋人が居たそうだ。彼女は病気で亡くなってしまったのだが、最後に病室で言葉を交わした時、「幽霊になってでも、必ずまた貴方に会いに来るから」と約束をしたという。だから先輩は、交霊に関する様々な情報を集めるために心霊写真部を立ち上げると、あらゆる方法を駆使して写真に彼女が映り込む瞬間を、恋人が帰ってくる瞬間を待っていたという。先輩が愛用しているポラロイドカメラも、元々は恋人が使っていたものだった。
「それで、どうだ?」
「はい。先輩には確かに女性の霊が取り憑いています」
「やっぱりか。そうか、そうか」
そう噛み締めるように言った先輩は、これまで見せたことがない幸せそうな表情をしていた。
「あの、言いにくいんですけど」
「ん?」
「それで、どうしましょうか?」
「どうっていうのは」
「端的に言えば、除霊ですけど……」
その言葉に、先輩は言葉を詰まらせた。ポルターガイストに悩まされ、自宅で落ち着いて眠ることもままならない先輩は、睡眠不足も相まって日に日に衰弱している様子だった。霊が取り憑いている状態は、自分にとって良い影響はない。その事を先輩自身もわかってはいるのだろう。
「先輩、大丈夫ですか?」
「ああ、ちょっとだけ時間をくれないか?」
先輩はそう言うと、静かに事務所を後にした。
霊視から一週間が経った。久しぶりに大学に現れた先輩は、取り憑いている霊に生気を吸われているようで、随分とやつれていた。今にも倒れてしまいそうで、直ぐにでも対処しなければ大変な事態になるかもしれない。こうなることはわかっていたのに、私には強制的に除霊をする勇気がなかった。
「先輩、もう限界だと思います」
「そうだな。でも、最後に話をすることはできないだろうか?」
「幽霊とですか?」
「ああ」
「わかりました。何とかしてみます……」
足元の覚束ない先輩を抱えて大学の食堂に入った私は、中庭が見えるいつもの窓際の席に向かった。先輩は食堂で買うコーヒーが好きで、豆に拘っているんだと褒めていたけれど、砂糖とミルクをこれでもかと入れて飲むので、本当に味がわかっていたのかは怪しい。事務所で出したコーヒーも、同じ豆を使っていたのだけど、先輩は気づいたのだろうか。
二人のお気に入りであるホットコーヒーを購入して席に戻ると、先輩は既にテーブルに伏して寝息を立て始めていた。私はその寝顔を覗きながら、その背後に立つ霊に話しかけた。
※
食堂に向かうと、そこにはいつもの後姿がある。じっと視線を送ってみると、私の気配を感じ取ったのか、彼はハッと振り返る。視線が重なり思わず手を振るが、彼は怪訝そうな表情で首を傾げるだけで、そのまま前を向いてしまう。二人の視線は確かに交わっていたのに、あの円らな目には私の姿が映らなかったのだ。もう一度、声をかけようかと思った時、彼に向かって近づく存在が目に入った。その瞬間、私は私の肉体という檻から解き放たれた生霊なのだと気づいた。
先輩、私の先輩。
去っていく二人の後姿を見つめていると、やはりこれは単なる憧れだけでは表現できない感情なのだと、改めて認識できた。霊能力があったばかりに、無意識に秘めていた想いを生霊として飛ばしてしまったらしい。その化身が私であり、彼女自身はそのことに気づいていないようだった。
取り憑いているのを良いことに先輩の家にお邪魔した私は(招待されたわけではないのだけど)、あまりの嬉しさにはしゃぎまわった。カーテンを揺らして、電気を消して、私の存在をアピールしてみた。コーヒーカップを動かしてみたり、本棚の本を落としてみたりして、ようやく先輩は私の存在に気づいてくれた。
「先輩はどんな人?」
「あなたの見立て通り、とても素敵な人よ」
「それはよかった」
私たちの視線が、子供のよう寝顔で眠る先輩に注がれる。
「先週はデートにも行ったの」
私の生霊を恋人の霊だと思っている先輩は、二人の思い出の地に足を運んだという。
「ねえ、お願いがあるんだけど」
「嫌よ」
私を見つめる私は、ぞっとするような視線で私を睨みつけていた。先輩に対する執着はこんなにも強いものだったのか。
「彼は私のもの」
「でも、このままじゃ先輩は死んでしまう」
「ようやく私のことに気づいてくれたのよ?」
「ごめんなさい」
「どうして貴女が謝るの?」
「私に一歩踏み出す勇気がなかったから、貴女が生まれてしまった」
「どうしてなのよ」
彼女自身も自分の存在が先輩にとって悪いものであると、このままではいけないとわかっている様だった。
「どうして貴女が泣くのよ」
一週間前、事務所で先輩の話を聞いた時、私は自分が犯した過ちの大きさに声を上げそうになった。先輩がもう一度会うことを熱望していた恋人の霊を、そうとは知らずに祓ってしまった。だから私は、幽霊に取り憑かれていることを嬉しそうにしている先輩に本当のことを言えなかった。背後にいるのは私の生霊であり、先輩の恋人の霊はもういないのだとは。
「でも方法は一つだけある」
「うん、お願いできる?」
「貴女は本当にそれでいいの?」
私の生霊と引き換えに、少しの間だけなら恋人の魂を現世に呼び寄せることができるはずだ。しかし、恋慕が姿を変えた生霊を自らの手で消すということは、自分の中に溢れている先輩に対する気持ちを失くしてしまうことと同意であった。それは確信に近い予感で、私を祓った後と前ではきっと、先輩との関係はこれまでとはどこか違うものになってしまうだろう。
「デート、楽しかった?」
「ええ、とても。元カノとの聖地巡礼じゃなければもっと最高だったのに」
「私にはそれで十分よ」
※
「先輩」
「……ん?」
「終わりましたよ」
「終わった?」
どこかすっきりとした表情で目を覚ました先輩は、辺りをきょろきょろと見渡す。私は温もりを失った珈琲を一口含んだ。
「冷めちゃいましたね。新しいのを買ってきましょうか?」
「いや、これでいいよ」
席に座り直した私は、先輩に声をかける。
「先輩、写真を撮らせてくれませんか?」
「……え?」
彼女が消える前、私にそうするように言ったのだ。
「無理にとは言いません」
「……わかった」
先輩は鞄からポラロイドカメラを取り出すと、私にそっと手渡した。部員の誰かが触ろうとすると、声を荒げて阻止するほど大切にしている恋人の形見だ。恭しく受け取った私は、両手で抱えるように構えるとレンズを先輩に向けた。シャッターボタンを押すと、すぐにフィルムが吐き出されてくる。二人で机を挟みながら、浮き上がるように現像が進むフィルムを覗き込んだ。
「あっ」
「おぉ……」
そこには恥ずかしそうに微笑みながらカメラを見つめる先輩の背後に、恋人らしき女性の姿が映っていた。彼女だ、と声を震わせる先輩の目にはうっすらと涙が浮かんでいた。私もまた別の意味で泣きそうになる。先輩はきっと、肩を並べる二人の少し遠くに私の姿が写っていることには気づいていない。
先輩と幽霊 野茨アザミ @noibaraazami
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