意味がわかると怖い話

怜-𝑟𝑒𝑖-

-暗号-

自宅警備員の男は、毎日母親にご飯を作ってもらっている。

今日も配膳されてきた。

しかしふと違いに気づいた。

そこには紙が入っていた。何やらクイズのようだ。


-この暗号を解いてみせよ-

4つの龍がおりました。龍たちはそれぞれの主張をしております。今日も話し合いが続くかと思われましたが、珍しく意見が一致しました。 さて、どんな意見でしょう。


火竜 「破壊の神は私だ」

氷竜 「正しくは暴君だろう」

風流 「楽観主義の私こそが神だ」

土龍 「喧嘩両成敗なり」


男は暗号の答えが分かり、そのあまりの恐ろしさに食事が喉を通らなかった。


[完]








答え 暗号の初めの文字を縦読みにすると「はたらけ」になる。自宅警備員の男はそれに気分が悪くなった。

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意味がわかると怖い話 怜-𝑟𝑒𝑖- @Rei1125

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