うおおおおおおおおごほおおおおえええおおえおおおお
こっ、これは致死量!
これはいかん!
でも読んじゃった!
まずい!
うおおおおすごい。これまで凌辱する立場だった人間が凌辱されるのいい。美味しい。もっともっと……!
もう、中毒ですね。
作者からの返信
飯田太朗さま
いい吐血音(?)ありがとうございます…!!
はい、ここまでの話はすべてここに帰結するためのストーリーなんですよね。
ネタを明かしますと、元々ここだけが『絡まる』という短編として独立していて、それを設定をやや変えつつ長編化させたのが『梨子割』なのです。なのでこのエピソードがすべての基礎なんです…!この前後の話が読みたい、という声に動かされて書き進めたのでした。
なのでここに辿り着いたときは安堵と「この先の戦後をどう書こう?」という戸惑いでいろいろ頭がクラクラしました。
おおう……こうなっちゃうんですか……!
歪みに歪んだ良太郎さんの結末は因果応報って感じですが、邦正さんのこの歪みっぷりも凄まじいですね。
馨さんの墓の前で、良太郎さんの一番痛いやり方で責め抜くこの復讐、怖いんだけど圧倒されます。
邦正さんも、結局この家から離れず生きてきたのは、良太郎さんへいつか復讐するという執着があったからという気がします。死んだものと思って捨てきれなかった、その邦正さんの心中を思うと哀れな気がします。
ここがターニングポイントでしょうか?続きを楽しみに待っています。
作者からの返信
しらすさま
今日はあちらもこちらもありがとうございます!温度差ぁ……。
はい、こうなっちゃいます。ここが話の肝なので、前半はここに向かうためのすべてで、このあとが後半なのですが、そのあとのふたりを追っていくかたちとなります。
良太郎の歪みは強烈な幼児体験からですが、対する邦正の歪みは年を重ねて積み重ねてきた馨への思慕と良太郎への怨念からなんですよね。邦正は仰るとおり、馨が死んでからただただこの日の復讐のため生きていたと思います。
このふたりの男、かわいそうでは簡単に片付けられないんですけど、ともに「時代に寄り添えなかった」という意味では全く反対の立場ながら同志なんですよね。そういうテーマでもあります。
次からは戦後編です。ふたりの憎み愛、お楽しみに。
編集済
なんという因果。
歪みに歪んだ邦正が凄まじくいいですね。彼はずっとこの日を待ち望んでいたんじゃないかと思うと、良太郎はざまぁ……いや気の毒ですが、言いようもない昂りを感じます。
しかも、もし生きてたら好きに蹂躙しようとしていた薫の墓前で、ですもんね。いやあ、ロケーションも完璧ですね。これはすごい……
作者からの返信
陽澄すずめさま
いつもありがとうございます!
これで前半部分は終了となります。種明かしをすると、キャプションには書いてありますがもともとこの作品は今回更新分が短編として独立していたものを長編化したもので、だからすべてはここのシーンに走っていくし、今後はそのあとふたりがどうなったかを書く構成になっていて、いわばここが全ての礎なんです。(短編より設定はかなり変え加筆してますが)
仰るとおり邦正は馨を亡くしてからずっとこの復讐だけを考えたて生きていたと思います。墓前というロケーションもすべて計算ずくですね。良太郎も偏った価値観の持ち主であるように、邦正も歪みに囚われていく…というふたりの関係がこの作品の肝です。
それだけに「これはすごい」のお言葉めちゃくちゃ嬉しいです、ありがとうございます!
さあ、この後、戦後をふたりはどう生きていくのか…お楽しみください。
編集済
ここで短編の内容が来るのですね。いやもう、素晴らしいです。この作品を的確に表現する言葉が思いつかない。短編でも読みましたが、やはりあの時と比べて今回は感情の積み重ねがありますので、これがクソデカ感情かと暫く放心してしまいました。
男は強いもの、暴力性のある存在として生きてきた良太郎にとって、力でねじ伏せられるのは最も屈辱的なことですよね。しかもそれが今まで軟弱で弱いと軽蔑の対象だった邦正の思惑によってというのが。そしてここのシーンを書く為にこれまでのエピソードを積み上げてきたつるさんを物書きとして尊敬します。この場面を最も効果的に書く為の伏線の張り巡らせ方が秀逸すぎる…!
作者からの返信
花さん
はい、ここでようやっと短編まで辿り着きました。短編の設定をなるべく生かして、と考えての長編化だったので、人称と地域設定以外は変えずに書き進めました。それだけにここに至るための伏線の張り方や辻褄あわせにはかなり苦慮したので、秀逸と仰っていただいてほんとうにうれしいです。
すべてはこのシーンが礎ですが、ここが分かっていても面白く読めて、なおかつその先も楽しんで読んでもらえるように、かなり気を遣って執筆したので、花さんにそうお言葉いただけて、心から安堵しています。ありがとうございます。