第8話
小説を書き終え、疲れてベットにもぐった。最近、小説の書くスピードはどんどん上がっていく、デネブ共和国とカストル国との戦争について書いているところだった。主人公は2人いて、カストロ国のマテオと、デネブ共和国のルーカスである。この2人の視点で戦争の行方を書いているのだが、結末をどうするか迷っていた。2つの国が統一して、平和になるか、まだまだ惨劇が続いて終わらない戦争に突入するか、まだ、わからないが、戦争の中の視点というものを、できるだけ書いていこうと思った。僕たちは平和の中で、生きている、そこに葛藤みたいなものは、特にない、好きなもの自由な時間を手に入れることができる、僕らは平和なのだと僕は思う。この平和だからこそ、戦争の惨劇に興味がわいてくるのである、対照的なものに興味を惹かれるように、僕は小説を書いていく。僕には、友達もいて、家庭だって良好であり、いまの日本は平和である、しかし、それが破壊されたらどうだろう、戦争が起きたら、僕たちは得体のしれないなにかに支配されて、敵国を恨むだろう。敵国だってそれは同じかもしれない。きっと、何かに縛られているのだ。ベットから起きると、僕は、カーテンを閉めて、椅子に座った。
ここのところ、僕は難しいことを考えている、本の影響だろうか、最近の日本はどうなっているのかは、よくわからない、どんどんAIが進化していって、僕たちの見えないところでそれは加速していっている。僕は置いてきぼりだ。何かが進化していくことは、自然の中の現象でもある。生物だって、進化しているのだ、進化するのは当たり前なのかもしれない。僕は腕を組んだ手を、外して思案するのをやめた。そして、萩野に電話しようと思った。なぜだかわからないが、寂しくなったのだ。孤独には耐えれない性格なのかもしれない。「もしもし、萩野、今暇?」と僕は大事な要件もないのに話した。「うん、そういえば、あの映画みた?『桃山はどこにある』っていう映画」萩野は声を高くして言った。「あ、見たよ、戦国時代の埋蔵金でしょ」「そうそう、俳優がかっこいいんだよな、主人公役の橋爪奏斗、今の時代の人気俳優だよな」「あ、あの俳優ね、演技がずば抜けているよね」それらしく映画の話になったなと思いながら、話の種がなくなりそうになった。「あ、そういえば、この間の飛行機の爆発事件の真相まだ、明らかになってないんだって」と萩野は言った。「え、やっぱり、宇宙人ってこともあるのかな、妄想膨らむね」僕はふざけた感じで言った。「謎の円盤が、落ちていたらしい、それもおおきいらしい。」「へえー、ますます疑っちゃうね、宇宙人なんじゃないか、それUFOかもね。」と話が弾んだ。それからしばらくして、ごはんになったので電話を切った。世の中、変わったこともあるものだなと思った。宇宙人なんているんだろう。『もし、いたとしたら友好的であってほしい』と萩野は言っていたなと思った。夕食の時間になったので、部屋から出てリビングに向かった。そして、カレーを食べた。母が作ってくれたカレーだった。カレーはやっぱりおいしい。僕はカレーを食べ終わり、「ごちそうさま。」と言って。部屋に戻ってきた。今日は、11時を回ったので、寝ることにした。ベットに入って目をつむって寝た。次の日、7月27日、布団から目覚めた僕は、カーテンを開け時計を見た。7時だった。部屋からでて階段を下って、リビングに行き水を飲んだ。そして、家を出て散歩に行った。今日は暖かい空気で夏なので少し暑さもある、。僕は川沿いまで歩いて行った。そして、道をずっと歩いていた。犬を散歩している人やランニングをしている人がちらほらいた。いい天気だから、みんな散歩したり、走ったりするんだろうなと思いながら、歩いた。今日は何をしようか、本でも読んで、それから小説でも書こうと思った。30分ぐらい歩いたところで家に帰ってきた。散歩は日課である。家に帰ると階段を上り、部屋に入っていった。そして、椅子に座りパソコンを開いて小説を書いていく。
仲間のために Taku @Taku777701
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