第29話 パリ五輪1(7/28)
2024年7月27日(土)パリ五輪が始まりました。
柔道48kg級の角田夏実(つのだ なつみ)選手、巴投げから腕挫十字固のコンボ技で次々と勝ち抜き日本勢第一号の金メダルとなりました。
角田選手は小学校2年の時に接骨院を経営する父親の影響により柔道を始めました。八千代高校2年でインターハイ3位、3年で5位。これ以上柔道を続けたくなかったので、ケーキ屋になるための専門学校に進むことも考えたそうですが、顧問に叱責されたこともあって柔道の強化を始め出した東京学芸大学へ進学しました。大学では国体優勝などそこそこ活躍し、社会人でも努力を続けました。
元々オリンピックや世界選手権代表は雲の上の人という感覚だったそうですが、松本薫選手がそういうレベルに行くには技術が必要と言っていたことを聞いて、得意技を磨いたところ、成績が上がったということです。31歳の遅咲きながら圧勝の金メダルでした。作家業も同じではないでしょうか? 向上するにはカク、ヨムだけでなく技術を磨く必要がありそうです。
男子60kg級の永山竜樹選手の準々決勝は残念です。「待て」の後も相手が締め続けたのはNGでしょう。そのせいで10秒ほど失神してしまったのを負けにしたのは納得いきません。それでも敗者復活4人から銅メダルをもぎ取ったのはさすがです。
サッカー予選2戦目、マリ戦は日本GKの小久保玲央ブライアンの活躍で1-0で2勝目、準々決勝進出。半世紀ぶりのメダルへ快進撃中です。
バレーボール男子ドイツ戦、ハンドボール男子クロアチア戦はどちらの予選も勝てそうな大接戦でしたが、負けてしまいました。男子バスケ-ドイツ戦、卓球のミックスダブルス(張本/早田)のまさかの初戦敗退とともに残念です。
女子競泳100Mバタは若い平井瑞希選手が決勝に進出しました。快挙です。
しかし池江璃花子選手(2000/7/4-)は準決勝で敗退し「これまでの努力はなんだったのか」と涙ぐみました。それでも4年後に頑張ると最後に言ったのは立派です。ご存じの通り池江選手は絶頂に近づいた18歳の時に白血病で人生が狂いました。彼女の苦しみは本人にしかわからないと思います。
※五輪速報はこちらへ(別エッセイ、随時更新)
https://kakuyomu.jp/works/16818023213044458662/episodes/16818093081917878410
◇ ◇ ◇
今朝、京野薫さんのエッセイを見て衝撃を受けました。彼女もまた池江選手同様、中学生の時のつらい事故を乗り越えて生きているんだなと思いました。
『素人物書きの自分語り』 /京野 薫
7/27公開:透明人間になりたかった私https://kakuyomu.jp/works/16817330666131122359/episodes/16818093081830928005
それでは
(2024/7/28)
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