狙撃って難しいね。(3.7km狙撃実績持ち主)
地雷を仕掛けたが後々で通るのがめんどくさいので爆破処理することに。
「Fire in the hole!」
Mk2グレネードを家の中から投擲し爆発させる。
「チタン合金製の壁は頑丈だなぁ。」
壁にぶつかる金属片の音を中で聞きながら収まるのを待つ。
「もう大丈夫かな?」
外に出たら爆破痕だらけになっていたが道が出来たのでヨシッ!!
「んじゃ…目的の物を買いに行きますか。」
そうして街を目指して歩く。
腰のホルスターにコルト・パイソンをしまっておく。
.357マグナム弾を使用するがしっかり構えて撃てば反動を受け流すのは難しくない。
街についたらどこにあるか聞かなきゃな。
魔道具屋。
この世界は魔法が存在する。
日常の至る所で使われており魔法を扱う事のできない者は大分不利な世界だ。
最もそういう者達を救うべく魔法使い達は魔道具を作り始めた。魔法の扱えない者達でも魔法が扱えるようにするために。
「そんな便利なもんあるなら使わない訳にはいかないからな。」
その魔道具を手に入れる為に今の俺は街にいる。
「あの…魔道具屋ってどこにありますかね?」
「魔道具屋?それならこの先を真っすぐ行ったらそれっぽいのが見えるよ。」
「ありがとうございます。」
言われたとおりにまっすぐ進んでいったらなんか最高にそれっぽいのが現れた。
屋根に魔法陣が浮いてる。
「いらっしゃいませ。どのような品をお求めでしょうか?」
俺は別に魔法なんか使えようが使えまいが別にどうでも良い。
パワー補助がいる。強いて言えば50BMG連射しても制御できるくらいの力が。
「パワー補助具をください。」
「パワー補助具…ですか?」
「はい。」
「あの人気全然無いのに価格だけは一丁前な魔道具ですよ?」
「ええ。金なら大量にあるので。」
金塊を1kgをポンッ!!と出す。
「ほら。」
「…とりあえずしばらくお待ちください…」
奥に戻ってった。
そんな人気無いの?マジで?
……あの…奥深くに仕舞い過ぎじゃね?
「こちらになりますね。」
そう言って運ばれてきたのはチョッキの様な形状をした魔法陣が刻まれた物だった。
「これが一番出力が大きいものになります…」
「じゃこれと交換でいい?」
「ええ…少し多いくらいですが…」
「釣りはいらないわ。」
そうして魔道具をチョッキを装備するように装備したら…
「おっ縮んだ。」
ぴったりサイズにフィットした。
「ホルスター退けておいて良かった。」
ホルスターごと身体に押し付けられる所だった。
「身体が軽いな。」
そのまま外に出て軽く運動をしてみるもさっきとは比べ物にならない程に運動能力が上がった。というより筋力が上がってる感じかな?
「これならM82A3連射しても良さそうだな。」
そんなこんなで俺はついで感覚で聞いておいたギルドなる場所を目指して突っ走ってった。
「軍人と同じくらいの体力はあるんじゃないか?」
魔道具の素晴らしさを感じながら一直線に目指していく。
「さてと…ついた。」
活気あふれる場所についた。
道行く人々は腰に剣やら弓に大剣などのいかにもな武器を持って歩いている。
ちなみに俺の背中にはM200 Intervention.408が背負ってある。
14kgは流石にちょっと重いがまだまだ行動可能だ。
「ん?ガキがこんなところに何してんだ?」
「ちょっとギルドとやらを見に来ただけだ。」
「そうかよ。あっそうそうガキンチョ。」
ぞろぞろとガラの悪い奴らが出て来た。
「金目の物置いてけ
正面にいた奴の頭に
「やはり銃はこうじゃなくてはなァ゙!!」
その重量で吹き飛んでいった奴の心臓を精確に撃ち抜き最後の一人が背中を見せて全速力で逃げてったので
「HEADSHOT!!」
後頭部にブチ込んでやった。
シリンダーを左に振り出しエジェクターロッドを操作し空薬莢だけを取り出す。弾込めしてシリンダーを元の位置へ。
「口程にもないな。」
ホルスターにしまってそのまま家まで立ち去った。
「気分を害された(大嘘)のでオークでも狙撃したろ。」
家の周りでオークが出る事がわかったのでその跡を追跡しオークの集団を見つけたからM200で長距離狙撃してやろう。
地点から約1.6kmの地点で最適な狙撃スポットを探していた。
最高のスポットを見つけた。
風向きも良く高度も良い。そして丁度いいセッティング場所も確保した。
「じゃ狙撃するか。」
M200を俺が好んで良く使う理由。
この銃含めて
.408Cheytac、ラプアマグナム弾よりも強力で50BMGよりも精確に飛んでいくというおかしい弾薬。そしてそしてそれを撃ち出すM200。
Advanced Ballistic Computerと呼ばれる弾道計算ソフトを搭載したPDAによるド変態コンピュータ。
この全てを合わせるととんでもねえ程の精度を叩き出す。
2300mで38cm。
やっぱおかしいよこのライフル。ぶっ壊れも程があるよ。
「んじゃ計算終わったし狙撃するか。」
怠い計算を終了して設置も終わった。
後はタイミングを見計らうだけ。
40倍スコープ越しにオークが見える。
引き金を真っ直ぐ正しく引く。
数秒後オークの頭が消えた。
「おっしゃヘッドショット!」
あの距離でも頭に当てられる精確さ。
オークが慌てふためいている。
そのところを撃つ。
相手からしたら溜まったもんじゃない。相手がどこにいるのかわからないにもかかわらず攻撃は即死。理不尽極まりない死だ。これが銃の特権だよ、諸君。
一通り殺ったあと痕跡を一つ残らず拾ってから帰宅する。
痕跡を残さないのはスナイパーとして当たり前な事だ。
「いや~楽しかったわ!!」
久しぶりの狙撃を楽しみ風呂を沸かして入って寝た。
翌朝とんでもねえ筋肉痛に頭をかか痛ってェ!!?
……抱えることすらできないくらいに駄目になった。
エロゲーに主人公転生したやつが銃にしか興味がありません。 イカレ狂人しか書けない人 @Entech
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