第2話
「ひっ、」と俺が声を上げると雄二は嬉しそうに
「かわいいね。」と言った。
そしてそのまま指をナカにつぷ、と入れる。
いつもは1本から始めるのに今日の雄二は2本の指を一気に入れてきた。
「やっ、痛いってば!!」
雄二は返事をせずに黙々と俺の後ろをいじる。くちゅくちゅという耳を塞ぎたくなるような音だけが響いていた。
「やっ、あぅっ、ん……。」
だんだん指を入れられているところが熱を帯びてくる。雄二は器用に前立腺を見つけ出しそこばかりを攻めたてた。俺の体は雄二によってすっかり開発されてしまっているので、すぐにでも達してしまいそうになる。
「あっ、やだ!やめてっ!」
それでも雄二は手を止めない。それどころか指の本数まで増やしてきた。3本の指でナカをぐちゃぐちゃにかき回される。
「ねえ!やだってばぁっ!」
「そんな顔して説得力ゼロなんだけど」
雄二はそう言いながらさらに激しく指を動かす。
「あっ!なんかくるっ!やだやだやだ!」
俺はどんどん絶頂に近づいていく。それでも雄二は手を休めない。むしろ早く達するように激しさを増していく。
「やだっ!やめてぇっ!!」
もうダメだ、と思った瞬間、雄二は俺の自身を強く握った。すると急に熱が引いていき、行き場を失った快感が身体の中で暴れた。その衝撃で目の前がチカチカして体がふわっと浮いたような感覚に襲われる。
「は、はっ……。」
呼吸が浅くなり上手く息が吸えない。目が潤んで視界がぼやけた。
そんな俺を気にもとめず雄二はまた後ろをいじった。まだ達していない俺の身体はびくびくと反応してしまう。もう十分すぎるほど慣らされた後ろはもう準備万端だった。早く欲しいと言わんばかりに俺のソコがひくついているのが自分でもわかる。俺がどれだけ欲しがっているか知ってるはずなのに雄二は意地悪く入口付近で出し入れする。
「んっ、も、やだぁっ!早くいれてっ!」
雄二は俺の懇願を無視し、また前立腺を責め始めた。今度は一気に指を三本入れるとばらばらに動かし始める。俺はもう限界だった。
「ねえッ!はやくっ!ゆぅじのでイきたいっ!!」
俺が涙ながらに懇願すると、ようやく雄二は自身を俺の後ろにあてがった。そしてそのままぐっと腰を掴まれる。一気に奥まで突かれ、俺の身体が仰け反った。
「あ゛ぁっ!!おぐぅっ!♡♡♡」
俺はもう声を出すことすらままならない。なんとか呼吸だけでもと息を吸うが、ずっと寸止めされていた体は絶頂に向かって一気に駆け上がっていった。雄二もそれに合わせて激しく腰を振る。そしてそのまま俺と雄二は同時に果てた。
「はーっ♡はーっ♡」
もう俺は体を動かす力すら残っていなかった。全身が熱を持ってだと言わんばかりに熱い。そんな俺の体を抱きしめたまま雄二は
「これでも優しいとか言える?」
呟いた。
「…っ言えない。」
俺が息切れぎれにそういうと、雄二は満足げに頬笑んだ。
「じゃあ第二ラウンド行きますか!」
「えっ、俺今イッたばっかで」
「だから、俺優しくないって言ったでしょ?」
そういうと雄二は俺の腰を持ち上げた。
メイド服でめちゃくちゃに @tsuraraturatura
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