個人的におすすめです!

導入はやや分かりづらく、整理すると高木という人物の借金の取り立てに来た主人公が高木からフリーダと呼ばれる謎の食べ物を教えられるというところから始まっています。聞けばフリーダという食べ物はどんなグルメより素晴らしい味がするのだとか。さらにこのフリーダ、三百万円もした高級食材だという話で、そのように聞いて主人公はフリーダを預かることにしました。フリーダの調理法を探しに主人公が東奔西走するそんな筋となっています。ところがこのフリーダ、実はとんでもないSF的な仕掛けのある食べ物であった――――という展開です。一応、周りのひとに聞いてみてどこか既視感のあるお話だとは聞いたのですが、私個人としては一度読んでもらいたいと思える作品でした。それだけ価値のある作品だと思います。